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【よくわかるポケモン解説】カビゴン編

 今回のポケモン解説はカビゴンです。

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目次

 


基本データ


全国図鑑  No.143
分類    いねむりポケモン
英語名   Snorlax
タイプ   ノーマル
種族値   H160 A110 B65 C65 D110 S30
高さ    2.1m
重さ    460.0kg
特性    めんえき/あついしぼう/くいしんぼう(隠れ特性)
性別比   ♂87.5%♀12.5%
卵グループ かいじゅう


進化


ゴンベ → カビゴン(なつき+レベルアップ)


図鑑説明


ポケットモンスター赤・緑ポケットモンスターファイアレッドポケットモンスターX
1にちに たべものを 400キロ たべないと きが すまない。たべおわると ねむってしまう。

ポケットモンスター青ポケットモンスターリーフグリーン
ぐうたらで たべては ねるだけ。だから どんどん ふとっていき ますます なまけてしまうらしい。

ポケットモンスターピカチュウバージョン
たしょう カビが はえていても きにしないで たべまくる。おなかを こわしたりもしない。

ポケットモンスター金ポケットモンスターハートゴールド
なきごえ とおもっても じつは いびき だったり へった おなかが なりひびく おと だったりする。

ポケットモンスター銀ポケットモンスターソウルシルバー
いぶくろの しょうかえきは どんな どくも しょうか できる。おちているものを たべても へいき。

ポケットモンスタークリスタル
がんじょうな いぶくろは カビの はえたものや くさったものを たべても こわれることはない。

ポケットモンスタールビー・サファイア・エメラルド
たべて ねての くりかえしで 1にちが おわる。おおきな おなかの うえを あそびばに している こどもたちも いるほど おとなしい ポケモンだ。

ポケットモンスターダイヤモンドポケットモンスターY
カビが はえていても くさっていても だいじょうぶ。 カビゴンの いぶくろは なんでも しょうか できるのだ。

ポケットモンスターダイヤモンド・パール
ねむっているとき いがいは エサを たべつづける。 1にちに 400キロ たべないと まんぷくに ならない。

ポケットモンスタープラチナポケットモンスターブラック・ホワイト 
まんぷくになると ゆびすら うごかすのが めんどうに なるので おなかに のっても だいじょうぶ。

ポケットモンスターサン
さいきょうの いぶくろを もつと いわれる。 ベトベトンの どくでさえ カビゴンの したには スパイスなのだ。

ポケットモンスタームーン 
まいにち 400キロの エサを くう。 くってるはじから いねむりを はじめ ねむったままでも くっている。

ポケットモンスターウルトラサン
くうか ねるかしか していないが なにかの きっかけで ほんきをだすと すごい パワーを はっきするらしい。

ポケットモンスターウルトラムーン
たべること いがいに きょうみが ない。 ひるねちゅうに おなかのうえに のっかっても まるで きにしないぞ。


耐性


4倍
なし

2倍
かくとう

等倍
ノーマル,ドラゴン,ほのお,くさ,みず,でんき,あく,エスパー,はがね,こおり,いわ,じめん,フェアリー,どく,ひこう,むし

1/2
なし

1/4
なし

無効
ゴースト


容姿


 黒と白を基調にした、まん丸に太った朗らかな獣のような外見のポケモン。 
 大抵目は閉じている。(ポケモンスタジアム等3Dモデルになったとき目を開くことがある) 
 実はカビゴンのグラフィック、初代から並べてみてみると、最初寝転がっていたのが少しずつ起き上がってきて、最後には立ち上がっているという地味な変化がある。  


概要


 初登場は初代。
 力は強いらしいが、ぐうたらな性格で、基本的に食べるか寝るかしかしないので確認は難しい。 
 1日に400kgは食べるという。 
 カビが生えていても気にしないし、胃袋の消化液はとても高性能で、腹痛も起こさない。 
 なんとあのベトベトンの猛毒さえ、カビゴンにとってはスパイスにすぎないという。 
 お腹の上を遊び場にしても全く怒らないおとなしいポケモンでもあるが、気にしていないだけとも言われる。 
 その見た目通り体重が重いことでも有名で、第二世代までは一番体重が重いポケモンだった。 
 今でこそコスモウムテッカグヤが2体そろってトップの座に座っているものの、依然として上位に君臨している。 (ちなみに上記の2体の体重は何と999.9kgである。) 
 現在は上記の2体を筆頭にグラードンバンバドロアクジキングギラティナディアルガメタグロスクレベースなどの重量級が増えたことで、上の中ぐらいに落ち着いている。 


元ネタ


 ゲームフリーク(ポケモンを開発した会社)の社員であるゲームプランナーの西野弘二氏がモデルになっている。 
 彼のふっくらした大柄な体型と、カビの生えた物でも平気で食べる奴だったという武勇伝から、仲間の間でカビゴンというあだ名をつけられたことがあり、そのままポケモンとして採用されたとのこと。 
 実際、初代ポケモン開発時の彼は、カビゴンの姿(特に顔)がそっくりである。 
 2018年5月に読売新聞にて行われたインタビューにて、西野氏がモデルであることが正式に明かされた。 


ゲームのカビゴン


 非常に珍しいポケモンで、第一世代以来、野生個体は原則、固定エンカウントでしか手入らず、しかもただ話しかけるだけではダメで「ポケモンのふえ」を使って起こす必要がある。 
 しかも初代ではゲーム中に僅か2体しか登場しない貴重なポケモンだった。『金・銀・クリスタル』以降は1体しか登場しないが、タマゴを産ませることができるので捕まえれば複数入手はできる。 
  第2世代ではシロガネ山のレッドが使用してくる。
 「ねむる」と「のしかかり」のコンボでかなりの時間を費やされ、恐らく彼の手持ちの中で最も苦戦した人が多いだろう。
 『DPt』より進化前のゴンベが登場したが、こちらも草むらでの出現は最新作『サン・ムーン』のみ。多くは特殊な方法で手に入る。
  『HGSS』でもシロガネやまにてレッドが使用。天候「あられ」に合わせ「ふぶき」を使ってくるが、若干脅威は薄れている。その分周りがとんでもないことになっているが。 
 『サン・ムーン』で初めて野生のカビゴンが固定シンボル以外で出現する(といっても呼び出し連鎖でお助けポケモンとしてだが)。 


対戦のカビゴン

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育成論

 

kokubanlemon.hatenablog.com

 

能力


 物理攻撃力と特殊耐久力に優れたノーマルタイプのポケモン。 
 弱点であるかくとうタイプは物理に偏っており、特殊耐久が崩されることは少なく非常に安定した戦いが望める。 
 見た目どおり素早さは非常に低いが、それを逆手にとって「のろい」のデメリットを打ち消したり、味方の「トリックルーム」によって先手を取ったりもできる。 


特性


 「あついしぼう」は氷と炎を半減してくれる。単ノーマルタイプのカビゴンは純粋に耐性が増える。

 「めんえき」は(もう)どく状態を防いでくれる。耐久が削られなくなるため有効。
 「くいしんぼう」は、HPが4分の1以下になってから使用するきのみなどを半分以下で使用するというもの。第7世代にて相対的に強化された。

 

オススメ技


物理技


すてみタックル
タイプ ノーマル
威力  120(180)
命中  100
備考  反動1/3

おんがえし
タイプ ノーマル
威力  102(153)
命中  100

のしかかり
タイプ ノーマル
威力  85(127)
命中  100
備考  相手麻痺30% 小さくなるに必中+威力2倍

からげんき
タイプ ノーマル
威力  70(105)→140(210)
命中  100
備考  状態異常で威力アップ

ばかぢから
タイプ かくとう
威力  120
命中  100
備考  自分攻撃・防御↓ 

じしん 
タイプ じめん
威力  100
命中  100

10まんばりき
タイプ じめん
威力  95
命中  95

かみくだく
タイプ あく
威力  80
命中  100
備考  相手防御↓20%

ワイルドボルト
タイプ でんき
威力  90
命中  100
備考  反動1/4

いわなだれ
タイプ いわ
威力  75 
命中  90
備考  怯み30%

ほのおのパンチ
タイプ ほのお
威力  75
命中  100
備考  相手火傷10%

れいとうパンチ
タイプ こおり
威力  75
命中  100
備考  相手凍り10%

ヘビーボンバー
タイプ はがね
威力  40~120
命中  100
備考  相手の重さによって威力変動

じわれ
タイプ じめん
効果  一撃必殺
命中  30

カウンター
タイプ かくとう
効果  相手の物理技倍返し
命中  100
備考  優先度-5

じばく
タイプ ノーマル
威力  200(300)
命中  100
備考  自分ひんし


特殊技


だいもんじ
タイプ ほのお
威力  110
命中  85
備考  相手やけど10%


変化技


どくどく
タイプ どく
効果  相手をもうどく状態にする
命中  90

あくび
タイプ ノーマル
効果  1ターン後相手を眠らせる

のろい
タイプ ゴースト
効果  攻撃・防御↑ 素早さ↓

ねむる
タイプ エスパー
効果  HP、状態異常回復

まもる
タイプ ノーマル
効果  攻撃を防ぐ

リサイクル
タイプ ノーマル
効果  消費した持ち物を回収
備考  教え技orゴンベのLv技

はらだいこ
タイプ ノーマル
効果  HP1/2 攻撃力を急上昇


テンプレート型 


フィラのみリサイクル型 

特性:くいしんぼう
性格:いじっぱり/わんぱく/しんちょう/ゆうかん
努力値:HABD調整
持ち物:フィラのみ(バンジ・イア等、性格に合わせて)
確定技:リサイクル
選択技:おんがえしorのしかかりorからげんき/はらだいこ/じしん/かみくだく/のろい/ワイルドボルト/れいとうパンチ/ほのおのパンチ/じわれ/あくび

めんえきアタッカー型 

特性:めんえき
性格:いじっぱり/しんちょう/ゆうかん
努力値:A252 BorD252をベースに調整
持ち物:たべのこし(推奨)/カゴのみ/とつげきチョッキ/ぼうじんゴーグル など
確定技:おんがえしorのしかかりorからげんき(からげんきは両立も可)
優先技:どくどく
選択攻撃技:じしん/いわなだれ/かみくだく/おいうち/じわれ
選択補助技:ねむる/ねごと/まもる/ふきとばし/のろい/あくび

あついしぼうアタッカー型 

特性:あついしぼう
性格:いじっぱり/しんちょう/ゆうかん
努力値:A252 BorD252をベースに調整
持ち物:たべのこし/カゴのみ/オボンのみ/ヨプのみ/こだわりハチマキ/とつげきチョッキ
確定技:おんがえしorのしかかりorすてみタックル
選択攻撃技:からげんき/じしん/かみくだく/ワイルドボルト/ばかぢから/いわなだれ/ヘビーボンバー/おいうち/じわれ/カウンター/じばく
選択補助技:ねむる/のろい/あくび/ふきとばし/まもる/どくどく/ねごと

【ダブル】トリル腹太鼓型 

特性:くいしんぼう
性格:のんき/ゆうかん
努力値:HP2n調整 攻撃・耐久調整
持ち物:フィラのみ
確定技:はらだいこ
攻撃技:おんがえしorからげんき/10まんばりきorじしん/ほのおのパンチ/ばかぢから/いわなだれ/ヘビーボンバー/れいとうパンチ/じばく
補助技:リサイクル/まもる

 

カビゴン 


注意すべき点


 圧倒的な特殊耐久。高めの攻撃と広い攻撃範囲。くいしんぼう+リサイクルの疑似再生回復により、特殊アタッカーでの突破は困難。
 積み技のはらだいこやのろいもあるため、処理が遅れると手がつけられなくなる。くいしんぼう型の裏をかいたあついしぼうや、めんえきも一定数おり、対応を誤るとパーティ崩壊につながりかねない。
 あついしぼう型だとほのお・こおり技がメインのポケモンが止められ、めんえき型にはどくどくが悪手となる。
 オーソドックスな攻撃技以外にもタイプ一致じばく、カウンター、じわれ、あくびなど、厄介な技を多数習得する。


対策方法


 特殊技で崩すのは困難。メガルカリオなどの高火力の物理かくとうや一撃必殺技で早急に処理してしまいたい。浮いている鋼に対しては有効打を持たないことが多いため、エアームドテッカグヤは後出ししやすい。
 特にエアームドはちょうはつを覚えさせておけば、一切仕事をさせずに完封することも可能。ただしだいもんじやほのおのパンチには注意。
 ちょうはつ、どくどく(めんえきには無効)、おにび、やどりぎのタネ、こだわりトリックも有効。


カビゴンの歴史


第一世代


 素早さが高いほど急所率が上がるという仕様により速攻型アタッカーが幅を利かせていたため、素早さの種族値が30と極めて低いカビゴンはその点で非常に不利だった。
 耐久面ではHPこそ高いものの、防御と特殊の低さから実際にはそれほど耐久力はない。攻撃面ではケンタロスに並んでいたものの、上述の急所率の仕様によりはかいこうせん使いとしては素早さ≒急所率が高いケンタロスと比べて分が悪くい。
 じばく使いとしても当時の仕様ではミュウツーを確定1発にできないなど、不遇な点が多かったためマイナー寄りのポケモンに落ち着いた。


大会実績


 ニンテンドウカップ'98の決勝戦進出者の手持ちに入った。同大会地方予選ではそこそこ使われており、関東大会1日目予選優勝の実績も残していたため、もし決勝大会でエントリーされなければニンテンドウカップ'99で引っ張り蛸になった可能性がある。
 ただ、ゲーム中で捕獲できる個体が丁度レベル30であり、育成を間違えるとその個体はレベル超過でニンテンドウカップ'98に出場できなくなってしまうため、それを恐れて未育成のまま投入してしまったケースもあった。
 努力値が振られていない個体を使うことがあっために「カビゴン=弱い」というイメージが付き、決勝大会では使用率が伸びなかったのだという見方もある。

後年では

 共に理想個体でレベル55同士がかち合えばケンタロスはかいこうせんカビゴンはギリギリ確定3発となることが判明。
 VC版オフ会環境でこれを覚えておくと相手の意表を突けるようになる。


第二世代


 特防の大幅上昇、じばくの威力上昇、じわれの命中率の仕様変更、ねむるとねごとのコンボ、積み技としてのろいとはらだいこの獲得から一気にトップメタとなった。
 一見するとカビゴンの素早さではらだいこを運用する余裕はなさそうだが、カビゴンほど特殊アタッカーに強ければ、特殊アタッカーが交代した好きにみがわりを張ってはらだいこを積むチャンスを得ることができた。
 じわれはカビゴン同士のミラーマッチで特に光る。
 タマゴの孵化には最も多くの歩数が必要となる(10240歩)が、当時の個体値は16段階である上に固定エンカウントを利用できるので厳選は比較的簡単。
 努力値の仕様により全ステータスに全振りが可能であっため、当時のカビゴンカビゴンの歴史の中でも最も耐久性能が高いと言っても差支えが無かった。

大会実績

 ニンテンドウカップ2000では決勝進出11人中9人が使用していた。
 1回戦第3試合では、マリオスクール番組代表のカビゴンがじわれを3回打ち、相手のエースのカビゴンを始めとして愛知大会代表のポケモン2体を処理する大活躍。
 レベル30戦である「モバイルカップ2001」ルールではケンタロスが減ってサンダースやスターミーなどの特殊速攻型が流行ったため、それらへの解答としてますます選出が増えた。

後年では

 VC版第二世代オフ会環境では、十分な耐久性能を持っていることと先手を取ることを望めない素早さであることから、いわゆる「155ルール」の中で他のポケモンにレベルを回してカビゴンはレベル50にするのが一般的。


第三世代


 努力値の仕様変更によって実質的に耐久力が弱体化。急所のランク補正無視の仕様が変更されたこともあって、物理技が急所に当たり沈むケースも目立つようになったが、それでも一定の使用率を保っていた。
 XD以降はじばくとじわれも再獲得し強化された。この世代からは耐久力と決定力を兼ね備えたハピナスがライバルになる。

シングルバトル

 第二世代でも多く見られたねむる、のしかかり、のろいによる耐久型がざらであり、アタッカー寄りの構成は少なかった。
 スイクンもめいそうを持っていない限りカビゴンには敵わなかった。
 そんなスイクンカビゴンと組むと強く、スイクンで物理を受けてカビゴンで特殊を受ける「カビスイ」はコロシアム以降の展開期のオフ会では対策必須の定番コンビとなった。

ダブルバトル

 素早さの低さが祟って集中攻撃で返り討ちにされるため当初は二線級であったが、じばくの獲得によって一転してダブルバトルでも活躍を見せるように。
 じばくやじしんなどの味方を巻き込む全体攻撃は100%と下降補正無しの威力を発揮するので、火力面では極めて恵まれていた。

大会実績

 ポケモンリーグ2005中学生以上の部では決勝進出者9人中6人が使用。麻痺した130族や準遅カビゴンを抜くために素早さ実数値51に調整され、それを基準にいたちごっこのように素早さを調整したカビゴンが現れた。
 ポケモンリーグ2005中学生以上の部で優勝者したカビゴンのすばやさは無振りのガラガラをほぼ抜ける61に調整されていた。


第四世代


 きあいだまの登場、火力を増強する道具の増加によって、特殊受け兼アタッカーとしての地位が低下。
 物理技でもインファイトが致命的になり、シングルバトルでの需要は激減。第三世代から物理受けとして猛威を振るっていたエアームドがはねやすめを獲得したことでだいもんじで始末することができなくなった。
 ライバルのハピナスは眠り技の強化で妨害性能が向上、あまえるの獲得で物理受けもある程度こなせるようになり、受けとしてもカビゴンは分が悪くなった。自爆技もベロベルトの方が高火力を出せるようになってしまう。
 それでもシングルではなお需要があり、ダブルでもじばくがまだ火力として役に立ったこととトリックルームの登場によって立場を保っていた。
 バトレボでのろいを積みながらあくびを不利な相手を流すトリパ仕様のカビゴン、いわゆる「トビゴン」が発祥。
 だが、プラチナではばかぢから、がむしゃら、トリックがおしえわざになったことで使用率が低下した。
 XDの乱数調整が確立されていなかった世代展開期当時、HGSSの乱数調整で手に入るポケウォーカー産のじばくゴンベは理想個体のじばくカビゴンを使いたいなら必須レベルであった。

大会実績

 2007公式リーグ全国大会決勝トーナメントでは中学生の部で6人中3人ずつが使用しており、優勝メンバーの1体となっている。
 WCS2009千葉大会の優勝を果たした、ラティオスメタグロスカビゴンギャラドスの4体で固めた「ラティグロスカビギャラ」が有名。
 WCS2009岡山県予選Bカテゴリ準優勝者はトリックルーム下で有利になるためのLv49カビゴンを使用。パーティはLv1ドーブル、Lv49カビゴン、Lv49ヨノワール、Lv49メタグロスであった。
 WCS2009日本大会グループBのFINALステージ進出者8人中7人が使用された。
 2009年のラストチャレンジの準優勝者は「クレセグロスカビギャラ」の並びを使用した。
 2010年にGSルールで行われた公式大会ではじばく無しの技構成をしたカビゴンが兵庫大会と佐賀大会で優勝している。


第五世代


 数々の強力なかくとうポケモンの登場、しんかのきせきの登場、既存のポケモンの強化など、逆風が強かった。
 じばくのさらなる弱体化によってダブルでの活躍も陰りを見せるように。シングルではカポエラーの増加などもあって、真剣勝負の場からはほぼ姿を消した。
 それでもこの世代で猛威を振るったラティオスに対しては非常に有利で、ラティオスを狩るためだけにこだわりハチマキを持たせたおいうち型が導入されることもあった。


第六世代


 フェアリーメタのどくタイプの需要増加によってめんえき型のカビゴンに注目が集まった。だがしんかのきせきと相性のよいポケモンには受けとして対抗できず、メガシンカルカリオバシャーモが強化されたこともあったので相変わらず立場は厳しかった。一方でふきとばしがじわれ、のろいなどと同時遺伝可能になった。
 PGLレーティングバトル統計データを見ると、XYリーグではじしん、おんがえし、かみくだく、ねむるが主流技となっていたことがうかがえる。
 性格はいじっぱりが主流であり、耐久に補正を掛けるなら特防特化できるしんちょうがメインであった。通常環境ではそれほどトリパとのシナジーは考慮されていなかったと思われる。
 持ち物はフルアタック構成と高い特防の2つとの相性が良いとつげきチョッキが好まれ、特性の最大母数としてはあついしぼうが挙がっていた。
 ORASではじしん、からげんきを主流としながらもテンプレが存在していないことがわかる。

大会実績

 第二世代までに登場したポケモンによる限定戦である『ジョウトオープン』ではジュニアカテゴリで使用率25位、マスターカテゴリで使用率ベスト30選外。
 PGL統計データによると同大会でカビゴンが倒された技の上位にはげきりんやばかぢからが入っており、この世代から爆発的な強化を受けたマリルリや、げきりんが実用技となったカイリューに突破されていた。


第七世代


SMでは

 フィラのみなどがHP半分回復に強化されたこともあり、隠れ特性くいしんぼうと併せてはらだいこ+リサイクル型が多く見られるようになり、大きく強化された。
 シングルバトルでもトリパが主流化している中で、トリックルームにただ乗りする機会は決して少なくない。SMリーグレート戦WCS(ダブルバトル)では使用率ベスト10位以内にランクインするシーズンがざらである。
 教え技が未解禁だったため、リサイクルを使うにはゴンベから進化させる必要があった。そのためまんぷくおこうが必須となり、厳選がやや困難となる。
 レート戦シーズン3では全対戦における総合的な使用率27位、シーズン5では同ランキング30位と、古豪の意地を見せている。
  レーティングバトルSMリーグシーズン5にカビゴングライオンエアームドの3体で受けループを行う「カビグライムドー」構築のパーティがレート2175を記録したことが報告されている。

USUMでは

ダブルバトル

 断続的だがベスト30入りを果たしている。理由は環境が特殊技に傾倒しているからだ。
 ガオガエンランドロスはいかくサイクル型なので耐久ベース。バンギラスは耐久調整が必須なため火力に極振りする余裕がないため、カビゴンをそこまで削れない。

シングルバトル

 ダブルの影響で需要が上昇。シーズン13では使用率28位を記録。
 ボーマンダのいかくでカビゴンが両受けできるようにサポートしつつ、ボーマンダで崩せない数値受けをギルガルドZワザで突破し、最後は特殊型メガボーマンダで〆る「カビマンダガルド」が成立した。
 カビゴンが増えた影響ではたきおとすやどくどくで対処されるようになった。使用率が伸びた背景にはめんえき型ならどくどく+みがわりによる耐久型や特殊アタッカー型のギルガルドをカモにできるという事情がある。
 露骨に物理で狙い撃ちにされることを鑑みて、耐久補正性格はわんぱくが一番手になり、しんちょうは少なくなった。
 シーズン14では20位まで使用率を伸ばしたが、レート上位にメガリザードンXが増えた影響で受け切れないケースも増え、同シーズンのレート上位20人中カビゴン採用は1人確認されるにとどまった。
 シーズン15にはレート上位勢の間で素早さと攻撃に努力値を全振りした準速いじっぱりカビゴンが流行。
 そちらの役割対象は素早さ調整型カビゴンと素早さ無振りのギルガルドであり、これは第三世代の素早さいたちごっこカビゴンを想起させる環境の移り変わりである。

大会実績

 2018年1月に行われたライブ大会『ポケモンジャパンチャンピオンシップス2018』の予選『2018 International Challenge January』ではジュニアカテゴリで使用率23位、マスターカテゴリで11位を記録。
 WCS2017(アローラ図鑑限定のダブルバトル)ジュニアディビジョン優勝メンバーの1体となっている。
 WCS2018(全国ダブル)ではマスターカテゴリ優勝メンバーとなっていた。型は特性がくいしんぼうで、持ち物はフィラのみ。技構成ははらだいこ、リサイクル、まもる、やつあたり。
 決勝戦1本目、2本目共にエースとして大活躍。大会上位進出者全体で見ても、ベスト8進出者中4人、ベスト4進出者中3人が使用していた。
 この世代に関してはほぼカビゴン=くいしんぼう+フィラのみ+はらだいこだが、シニアカテゴリ準優勝者は特性があついしぼう、技構成が10まんばりき、すてみタックル、じばく、ほのおのパンチというこだわりハチマキ型を使用しており、その意外性から話題となった。

ピカブイでは

 あくびでコンボを遂行できるポケモンとして活躍。覚醒値を反映しないノーマルルールでは第二世代のような硬さを発揮する。


アニメ上での特徴


サトシのカビゴン

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CV:小西克幸


概要


 無印第94話(オレンジ諸島編)で初登場。
 ザボン七島のザボンを食い荒らして住民を困らせていた。サトシも手持ちポケモンで撃退を試みるが全く歯が立たず、最終的にプリンに協力してもらい「うたう」で眠らせてゲットした。
 当初は食欲や睡眠欲を優先してサトシの言う事を聞かないこともあったが、後にサトシのトレーナーとしてのレベルが上がったためか指示を聞くようになる。


対戦面


 サイドンを「メガトンパンチ」の一撃で吹き飛ばすパワー、チャーレムの「きあいパンチ」を何発も耐えてしまうスタミナ、更にはカビゴンにあるまじきスピードまでをも兼ね備えているというある意味チート級の強さを誇る。

ジョウトリーグ

 シゲルのニドクインウインディハヅキのスリーパーとハガネールを倒すというリザードンにも並ぶ活躍を見せた。

バトルフロンティア

 バトルアリーナで登場し、苦手なかくとうタイプであるハリテヤマチャーレムを立て続けに倒す大金星を上げている。


まとめ


 手持ちに入っていた期間が短いため出番はあまり多くないが上述の通りバトルでの活躍は目覚ましく、出場した試合では確実に1体以上(高確率で2体)を持っていく実力者である。
 そのためピカチュウリザードンジュカインゴウカザルゲッコウガ等と並びサトシの最強メンバーの一角と考える人も多い。
 しかし負けるときは結構あっさりやられる。 
 シゲル戦ではハッサムの猛攻になすすべなく敗北、ハヅキ戦ではヘルガーの「カウンター」の一撃で倒された。 


その他のカビゴン


 無印40話「おきろ! カビゴン!」で初登場。
 AG編第88話でも、野生ポケモンとして登場。
 AG編第158話では、アザミのポケモンとして登場。
 DP編第76話では、チアキポケモンとして登場。


ユウタのカビゴン


 DP第160話ではポケスロンに出場する少年・ユウタのポケモンとして登場。 
 カビゴンながら運動能力が高く、サトシのピカチュウと対決し、最後のハードル走で勝利した実力の持ち主。 


オルオルのカビゴン


 サン&ムーン第28話では、アローラ地方出身のポケベース選手オルオルのポケモンとして登場。 
 オルオルとともにポケモンスクールチームの一員としてロケット団チームとのポケベース対決に参加する。
 守備ではチームの足を引っ張っていたが、9回裏の攻撃でオルオルがZワザ「ほんきをだすこうげき」を発動させたことで物凄いスピードでグラウンドを駆け抜け、最後はキャッチャーのソーナンスを押しつぶして落球を誘い、スクールチームをサヨナラ勝利へと導いた。 
 アニメのカビゴンはトレーナーの育成次第ではスポーツマンもできるようだ。 


ポケモンGOでのカビゴン

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 野生の個体の出現率が非常に低く、タマゴからの孵化も入手難易度の高い10kmの卵からしか狙えないため、入手難易度も本作のポケモンの中でもトップクラスに高い。 
 それだけに入手できた時の喜びもまた一入であるのは言うまでもないだろう。 
 なお、2017年3月4日~13日までの間、熊本県全域および大分県の一部で復興イベントとしてカビゴンが大量発生していたことがある。 


性能


 実装された当初から、HP・攻撃・防御のいずれも高水準に纏まったアタッカー兼ディフェンダーとして、ジムに配置されるポケモンとして断トツの人気を誇っている。
 というか、街中に出てみると、ジムにコイツかハピナスが必ず配置されているというのが現状である。 
 一応、同じノーマルタイプで比較すると、HPではハピナスに、攻撃力ではリングマに劣っている。耐久型のハピナス、攻撃型のリングマ、バランス型(中間型)のカビゴンといったところであろう。 


ジム攻略やレイドバトルでは


 弱点を突いた方が現状効率がよいのであまり採用はされない。 
 ただし、「したでなめる」や「じしん」が抜群になる相手であれば多少活躍の目が出る。
 「じしん」はでんきタイプやほのおタイプ・どくタイプの強力なポケモンを相手に大ダメージを狙える上、「したでなめる」も驚異的な連射性でゲージを蓄積できる上、ノーマルタイプとあくタイプを除けば等倍以上のダメージを狙えるので以外に馬鹿にできない性能を誇る。
 このため、タイプ一致補正が受けられないことを除けば、アタッカーとしても使い勝手は悪くなかったりする。 
 特にゲンガーは「したでなめる」も「じしん」もばつぐんを狙える上、こちらはノーマルタイプなのでゴーストわざを半減できるので非常に相性が良い。
 ただし、相手がきあいだまを習得していると逆にこちらが大ダメージを受けることになってしまう。相手の技は良く見極めること。
 他にもベトベトンマタドガスキュウコン、サンダース、ライコウエンテイなどじめん技が刺さりやすい相手は割と多いため、わざを厳選すればアタッカーとしても活躍してくれる。 


レイドボス


 2017年6月からはレイドバトルのボスとしても登場するようになった。 
 ランクはバンギラスラプラス等と並ぶ一般最高クラスの★★★★。 
 持ち前の耐久力の高さや攻撃力にさらに磨きがかかっており、2,3人程度では体力を削り切る前に全滅するかタイムアップになるかの超絶的なタフネスと戦闘力を手に入れている。 
 特にはかいこうせんの破壊力は凄まじいの一言で、被弾すれば冗談では済まされないダメージを負わされる羽目になる。
 しかもノーマルタイプしか持たないので弱点がかくとうタイプ1つだけ。 
 倒すのには苦労するが、その分、手に入れることができた時の見返りは非常に大きい。 


ポケットモンスターSPECIALカビゴン


レッドのカビゴン


 第一章12話で登場。
 自転車レースのコースを巨体でふさぐような形で眠ってしまい、参加者たちを困らせていた。
 色々試した末に最後の手段として、とある蜜をたっぷり被ったフシギダネで誘惑して、無理やり起こし、その後成り行きでレッドの手持ちになる。
 食欲や睡眠欲を優先する描写がかなり少ない。その代わり、サカキのゴローニャをずつきで砕く、グリーンのカイリキーと過激な物理攻撃合戦を繰り広げるなど、特殊受けというより物理受けとしての活躍が多く、中々の強キャラぶりを発揮する。
 サカキのゴローニャとの対決では、結果的にカビゴンが負けたものの、ゴローニャに対するサカキの発言もあいまって、ゴローニャのネタキャラぶりに拍車をかける要因をつくってしまったキャラでもある。
 第一章以降は登場回数自体は少ないが、高速で行き止まりにぶつかろうとしているリニアを自慢の怪力でとめるなど、インパクトの強い活躍を見せている。


大乱闘スマッシュブラザーズカビゴン


 全作品において登場している皆勤賞。 
 モンスターボールから登場すると、大ジャンプして画面上方に消えた後、なぜか巨大化して「のしかかり」をしてくる。
 攻撃判定も威力も大きいため、相手が出してきた場合は、素直に逃げたほうがいい。 


主な使用トレーナー


レッド/ポケモントレーナー

ジュン/ライバル

ククイ/ポケモン博士

レッド(ポケスペ)

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 以上です。これで紹介を終えます。