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【よくわかるポケモン解説】カイリキー編

 今回のポケモン解説はカイリキーです。

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目次

 


基本データ


全国図鑑  No.068
分類    かいりきポケモン
英語名   Machamp
タイプ   かくとう
種族値   H90 A130 B80 C65 D85 S55
高さ    1.6m
重さ    130.0kg
特性    こんじょう / ノーガード / ふくつのこころ(隠れ特性)
性別比   ♂75.0%:♀25.0%
卵グループ ひとがた


進化


ワンリキー → ゴーリキー(Lv28) → カイリキー(通信交換)

kokubanlemon.hatenablog.com

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図鑑説明


ポケットモンスター赤・緑ポケットモンスターファイアレッドポケットモンスターX
はったつした 4ほんの うでは 2びょうかんに 1000ぱつの パンチを くりだすことができる。

ポケットモンスター青ポケットモンスターリーフグリーン
スーパー パワフルな パンチを くらった ものは ちへいせんまで ふっとんで いってしまうという。

ポケットモンスターピカチュウバージョン
1ぽんでも やまを うごかせる ちからをもった うでを 4ほんすべて つかって すごいパンチを くりだす。

ポケットモンスター金ポケットモンスターハートゴールド
4ほんのうでを すばやく うごかし あらゆる かくどから やすむことなく パンチや チョップを たたきこむ。

ポケットモンスター銀ポケットモンスターソウルシルバーポケットモンスターY
4ほんのうでで あいての てあしを おさえこみ じゆうを うばうと ちへいせんの むこうまで なげとばす。

ポケットモンスタークリスタルバージョン
4ほんの うでは かんがえるより はやく はんしゃてきに うごき なんぱつもの パンチを くりだせる。

ポケットモンスタールビー
なんでも なげとばす パワーを もつが こまかい さぎょうを すると うでが からまってしまう。 かんがえる よりも さきに からだが うごく。

ポケットモンスターサファイア
あらゆる かくとうぎを マスターした ポケモン。4ほんの うでで つかまれたら もう おわり。ちへいせんの むこうまで なげとばされてしまう。

ポケットモンスターエメラルド
4ほんの うでから くりだされる パンチや チョップを ふせぐ ことは ふかのうだ。 きょうてきに であうと とうしを もやす。

ポケットモンスターダイヤモンド
4ほんの うでを めにもとまらぬ はやさで うごかし 2びょうかんに せんぱつの パンチを くりだす。

ポケットモンスターパール
いちげきで でんしゃを ふっとばす パンチを くりだすが ゆびさきを つかう しごとは とても にがて。

ポケットモンスタープラチナポケットモンスターブラック・ホワイト
4ほんの ちからづよい うでは めにも とまらぬ はやさで パンチや チョップを たたきこむ。

ポケットモンスターサン
メガトンきゅうの パンチを はなち たちふさがる てきを ちへいせんの かなたまで ぶっとばすのだ。

ポケットモンスタームーン
ダンプさえ かるがる もちあげる。 ただし ゆびさきは ぶきようで こまかい しごとは まるで むり。

ポケットモンスターウルトラサン
4ほんの うでで あいてを とらえ ふくざつな かたちに しめあげる。 カイリキースペシャルと ひとはよぶ。

ポケットモンスターウルトラムーン
4ほんの うでで せめも まもりも どうじに こなす。 このよの すべての かくとうぎを きわめている という。


耐性


4倍
なし

2倍
ひこう,エスパー,フェアリー

等倍
ほのお,みず,くさ,でんき,はがね,ドラゴン,ノーマル,ゴースト,じめん,こおり,どく,かくとう

1/2
むし,いわ,あく

1/4
なし

無効
なし


オススメ技


物理技


ばくれつパンチ
タイプ かくとう
威力  100(150)
命中  50
備考  相手混乱100%

インファイト
タイプ かくとう
威力  120(180)
命中  100
備考  相手防御・特防↓

クロスチョップ
タイプ かくとう
威力  100(150)
命中  80
備考  急所率+1

ストーンエッジ
タイプ いわ
威力  100
命中  80
備考  急所率+1

じしん
タイプ じめん
威力  100
命中  100

どくづき
タイプ どく
威力  80
命中  100
備考  相手毒30%

れいとうパンチ
タイプ こおり
威力  75
命中  100
備考  相手凍り10%

かみなりパンチ
タイプ でんき
威力  75
命中  100
備考  相手麻痺10%

ほのおのパンチ
タイプ ほのお
威力  75
命中  100
備考  相手火傷10

はたきおとす
タイプ あく
威力  65→97
命中  100
備考  道具排除

しっぺがえし
タイプ あく
威力  50→100
命中  100
備考  後攻時威力倍

バレットパンチ
タイプ はがね
威力  40
命中  100
備考  優先度+1先制技


特殊技


だいもんじ
タイプ ほのお
威力  110
命中  85
備考  相手火傷10%


変化技


どくどく
タイプ どく
効果  相手をもうどく状態にする
命中  90

アンコール
タイプ ノーマル
効果  相手に同じ技を繰り返させる
命中  100

ひかりのかべ
タイプ エスパー
効果  味方の特殊耐久を強化

ねむる
タイプ エスパー
効果  HP・状態異常全回復
備考  眠り状態になる

ねごと
タイプ ノーマル
効果  眠り時にランダムで自分の技を繰り出す

 

テンプレート型


ノーガード基本型 

特性:ノーガード
性格:いじっぱりorようきorゆうかん
努力値:攻撃252 HPor素早さ252 またはHPと素早さをベースに調整
持ち物:ラムのみ/いのちのたま/たべのこし/オボンのみ
確定技:ばくれつパンチ
選択攻撃技:ストーンエッジ/れいとうパンチ/かみなりパンチ/ほのおのパンチ/じしん/バレットパンチ/はたきおとす/からげんき
選択補助技:アンコール/みがわり/どくどく

なげつける型 

持ち物:でんきだま/くろいてっきゅう
確定技:なげつける

こだわりスカーフ型 

特性:ノーガードorこんじょう
性格:ようき
努力値:攻撃252 素早さ252 特防4
持ち物:こだわりスカーフ
確定技:ばくれつパンチorインファイトorクロスチョップ
選択技:ストーンエッジ/れいとうパンチ/はたきおとす/どくどく

こだわりハチマキ型 

特性:ノーガードorこんじょう
性格:いじっぱりorようき
努力値:HAベースで調整
確定技:ばくれつパンチorインファイトorクロスチョップ
選択技:ストーンエッジ/れいとうパンチ/はたきおとす/バレットパンチ

とつげきチョッキ型 

特性:ノーガードorこんじょう
性格:いじっぱり/しんちょう
努力値:攻撃・素早さ調整 残り耐久
持ち物:とつげきチョッキ
確定技:ばくれつパンチorインファイトorクロスチョップ/はたきおとす
選択技:ストーンエッジ/どくづき/れいとうパンチ/バレットパンチ

Zねごと型 

特性:ノーガードorこんじょう
性格:いじっぱり/わんぱく/しんちょう
努力値:攻撃・素早さ調整 残り耐久
持ち物:ノーマルZ
技構成:クロスチョップ/ストーンエッジ/ねむる/ねごと

起点作り型 

特性:ノーガードorこんじょう
性格:ようき
努力値:素早さ252 残り攻撃or耐久
持ち物:きあいのタスキ/オボンのみ/ラムのみ
確定技:こわいかお/アンコール
選択攻撃技:ばくれつパンチ/クロスチョップ/ストーンエッジ/がんせきふうじ
選択補助技:まもる/みがわり/どくどく/ひかりのかべ


対カイリキー 


注意すべき点


 特性ノーガードにより必中となるタイプ一致のばくれつパンチと相性補完のストーンエッジ
 ばくれつパンチによる混乱にはコスト・リスクがないため、単純に考えてターンを越えて1/3の確率でひるむようなもの。
 火力に加えてこのメリット効果は等倍で受けに行くのは安定しない。じしんや岩技や悪技、三色パンチによる広い攻撃範囲。はたきおとす、がんせきふうじ、アンコールといった搦め手。
 こんじょうもいるため型を見極めてからでないとおにびは撃ちづらい。また、こだわりスカーフを持てば106族まで抜ける。


対策方法


 素早さが低いため、対面からならばエスパー・フェアリー・ひこうポケモンで苦もなく突破できるが耐久はそれなりにあり、タイプ一致の高威力技でなければ1発は耐えてくる。
 また、安易な受け出しはばくれつパンチによる混乱や交代読みでの4倍弱点、こだわりスカーフでの奇襲など不確定な要素が多く危険。
 安定行動になりやすいばくれつパンチを警戒するならば、スカーフ型にも先制できる108族以上のラムのみ持ちや、ミミッキュなどのゴーストタイプのポケモン、マイペースのヤドランであれば安定する。
 ただし、第7世代では混乱の自傷確率が1/3まで減少したため、それ自体は過度に警戒しなくともよい。これらのポケモンへの打点となるはたきおとすも、Zクリスタルを持たせることでケアできる。
 ばくれつパンチを持っていればまずノーガードであるため、おにびや一撃技をためらわず撃てる。


概要


 ゴーリキーを通信交換することで進化するポケモン。 名前の由来はまんま「怪力」。 
 発達した四本の腕は片手だけでも山を動かし、2秒間に1000発ものパンチを放つことができる。 
 あらゆる格闘術を極めており、パンチを喰らったり、掴まれると地平線の彼方まで吹っ飛ばされる。 ただし、細かい作業は苦手で腕が絡まってしまう。強者に出会うと戦う気持ちが更に高ぶる性格。 


容姿


 カイリキーは♂も♀も同じ格好である。ダイパで雄雌のグラフィック分けがされても大きく変わらなかった。 
 2015年11月にポケモンだいすきクラブ内で「キレてる!カイリキーGYM」なるカイリキー推しのコンテンツが登場。

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 そしてその内部の特集にて、パンツに見える部分は実はただの模様であったことが判明した。色違いは肌の部分が黄緑色に輝く。


カイリキーのベルト


 旧イラストでは、ゴーリキーの頃に付けていたベルトはカイリキーになると無くなっていたのだが、ポケモンスタジアムでは付いていたり、第2世代では銀でだけ付いていたり、第3世代ではイラストでは付いているのにゲームグラフィックでは付いていなかったりとその処遇は一定しない。 
 第4世代以降は全てベルト付きのグラフィックで統一された。 
 ゴーリキーの図鑑によると、このベルトは有り余る力を抑えるパワーセーブベルトらしい。 
 ちなみに、ポケスペにおいてシバのカイリキーはこのベルトを活かした戦法を使ってくる。 


ゲームのカイリキー

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シナリオでは


 工事現場で地ならしをしたり、引っ越しを手伝ったりなど、ゴーリキーと同様力仕事を担当するNPCのカイリキーが登場する。 
 第七世代ではライドポケモンとして登場。従来の「かいりき」と同じく、大岩を押してくれる。なお、ポケモンライド時は、4本の腕のうち2本でプレイヤーをお姫様抱っこし、残りの2本で岩を押す。 
 アローラの町々には何故か数多くのカイリキーがNPCとして登場しており、屋外・室内で人間の仕事を手伝うカイリキーや、人間に可愛がられているカイリキーの姿がよく見られる。 


能力


 攻撃力が非常に高い。守りの面においても、地味に防御・特防が高いので、弱点を突かれても反撃をお見舞いすることができる。 
 反面、素早さ種族値は55と遅め。とは言え、捨てステータスになるほどの鈍足ではない。


特性 


 「ノーガード」はお互いの攻撃が必中になる。ノーガードからのばくれつパンチは非常に強力で、タイプ一致補正込みの威力150と混乱効果を同時に与えるため、多少相性が悪くても運ゲーに持っていくことが可能。 
 「こんじょう」だと状態異常になっても機能が停止せず、高い攻撃力をさらに上乗せできるので悪くはない。
 隠れ特性は「ふくつのこころ」。怯まされると素早さが上がる。能動的に使えないので若干扱いにくい。


主な技 


 ノーガードからの「ばくれつパンチ」が非常に強力。命中率の悪さで有名な「ストーンエッジ」も必中になるのでサブもためらいなく撃てるのが強み。地味に「インファイト」も使えたりする。
 そのほかのサブウェポンとしては3色パンチ、「はたきおとす」、「どくづき」など。先制技の「バレットパンチ」も使える。
 珍しい技としては「アンコール」を覚える。


主な戦法


 特性「ノーガード」からの必中「ばくれつパンチ」が強力。A種族値130からの威力100(タイプ一致補正で威力150)でなおかつ100パーセント混乱はそれだけでカイリキーのアイデンティティとなっている。
 地味に「ストーンエッジ」を命中を気にせず使えるのも魅力。
 「こだわりスカーフ」を持たせて上から爆パンを撃ちまくる型と、それなりにある耐久を活かし「ラムのみ」や「とつげきチョッキ」を持たせて混乱をばらまく型がメジャー。


ライバル

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 第5世代において、カイリキー以上に配分に無駄がなく、攻撃力も上回るローブシンが登場した。 
 あちらはインファイトこそ使えないが、ビルドレイン型が強力なことや、夢特性の「てつのこぶし」だとアームハンマーの威力がインファイトと並んだり三色パンチも強化されてしまう。
 さらに根性はあちらも持っているため、根性型カイリキーの運用はやや難しくなってしまった。 
 ただしローブシンとは異なり根性が警戒されることはまず無い上に、ノーガードの必中効果も相まっておにびを誘いやすく、早い話ローブシンの劣化気味である点がむしろ強みとなっている。 


ものまねとノーガードの両立の仕方


1. GBAorXDの技教えでワンリキーorゴーリキーにものまねを覚えさせる。
2. パルパークでそのワンリキーorゴーリキーをDPtへ送る。
3. 進化させる。進化後の特性がこんじょうかノーガードかはランダム。

 ただしどのバージョンもものまねを覚えさせれるのは1シナリオにつき1回なので手間はかなりかかる。
 第6世代ではポケモンの特性を変更できる「とくせいカプセル」が登場。両立は楽になったが、ORASでは過去作産のポケモンがレートで使用できなくなってしまった。


カイリキーの歴史


第一世代


 当時全盛を誇ったエスパータイプが弱点であり、現在よりとくしゅの数値が低かったカイリキーにとってこれは致命的であった。
 攻撃はカイリューに次いで当時の全ポケモン151匹中2位タイであったが、タイプ一致技の最高威力がじごくぐるまの80どまりでラプラスやラッキーなどにも耐えられてしまうことあり、大きな活躍はしていなかった。

大会実績

 『ポケモンスタジアム』、『ポケモンスタジアム2』でのじごくぐるまはとどめに使うと反動が無かったため、ケンタロス対策として使われることもあった。
 決勝大会には残らなかったものの97カップ、98カップ、99カップに出場した実績がある。特に98カップ中部地方予選ではゴローニャが多かったため刺さりが良く、同予選では優勝メンバーとなっていた。


第二世代


 とくしゅが分割されたことにより特防の種族値が上昇し、弱点のエスパーで落ちにくくなった。
 鈍足のカイリキーにとっては、先制されることによるあらゆるリスクが仕様変更で軽減されたことも朗報。攻撃面でのかくとうタイプは、あく及びはがねタイプの登場によって(苦手なエスパーの弱体化と共に)合計5つもタイプの弱点を突けると大幅な強化を受ける。
 これはじめんと並び最多で、第一世代からは考えられないほどの地位上昇だと言える。
 攻撃面でもクロスチョップの獲得は大きな強化であり、特にカビゴンバンギラスを突破できる攻撃性能に注目された。またエスパー対策にめざめるパワー(むしやゴースト)、エアームド対策にだいもんじも採用の余地ありに。
 タマゴわざでアンコールを覚えるのもこの世代からで、それ以外にもこう見えて補助技を色々覚えられるが、カイリキーの場合、どっちかというと自身の能力を強化させるという形として考えられた。
 そしてじわれ、十分ある耐久からねむる+ねごと型も登場するなどで、第一世代冷遇組でメジャー級のポケモンとして出世した。

大会実績

 カイリキーを入れたパーティはニンテンドウカップ2000東京大会準優勝の実績を残しており、決勝戦でも選出されていた。
 宮城大会優勝の実績も残しており、地区大会では活躍していた。決勝大会にも1匹エントリーされていた。
 「モバイルカップ2001」環境ではレベル30以下のポケモンしか出場できない関係上、準伝説が大会に出て来ず、いわなだれを覚えさせなくとも十分強力であった。
 さらにレベル配分の無いレギュレーションである都合上ケンタロスが相対的に弱体化し、カビゴンの選出がますます増えた。そのため、先手クロスチョップで削れる場面が多くなる。
 ただ、ねごとスイクンなど折角カイリキーのばくれつパンチでこんらんを撒いても縛り切れない相手がおり、対策されるとやや弱かった。
 時が経って2018年のVC版第二世代オフ会環境では、レベル55カイリキーがレベル50ナッシーにまきびしを踏ませた上でめざめるパワー(むし)を打つと高確率で1発で落とせることが判明し、ナッシーメタとして需要を高めた。
 ただ、この場合はゴーストタイプにも有効なめざめるパワー(ゴースト)よりも汎用性が低い点に注意。


第三世代


 努力値の仕様変更で耐久面が下がった一方で、攻撃面に関しては大きな下方修正はなく、変わらず安定した能力を発揮した。
 この世代では、伝説のゴーレム、ケッキング、トドゼルガなど、有利を取れる実力者がさらに増えた。
 素早さの種族値55でいじっぱり無振りの実数値が75と、如何に素早さいたちごっこ型のカビゴンでも流石にこれを抜けるほどまで素早さを上げることはほぼ有り得なかったため、当時の対人戦を考えても恵まれていた。
 第二世代でもタマゴ技であったひかりのかべは失わずに済んだ。かくとう単タイプでひかりのかべが使えるのは現在でもゴーリキーとカイリキーのみ。


第四世代


 ノーガードの獲得によって劇的な強化を受け、かえんだまやどくどくだまの登場によってこんじょう型も実用レベルになった。
 いわゆる「三色パンチ」の物理化、バレットパンチインファイトの獲得によって、技の面でも強化を受けた。
 ダブルバトルでなら鈍足を活かしトリックルームパーティのメンバーの1匹として採用することもできるように。
 ダイヤモンド・パールではGTSで一人通信交換を行える裏技があり、肝心のWi-Fiコネクションも多くのホビーショップで無料で利用できたので、自己産のカイリキーを入手することが非常に楽であった。
 世代終盤のバトレボシングルバトル環境では速攻型が減少し低速化した環境の裏をかいて最速でみがわりを打つ型が成立した。
 カイリキーの場合はノーガード+ばくれつパンチの組み合わせを警戒されてゴーストに交代されることが常であったため、たとえ素早さが足りなくとも交代の隙を狙ってみがわりを打つことは比較的容易であった。


第五世代


 上位互換じみた性能を持つローブシンの登場によってシングルバトルではそちらにかくとう物理アタッカーの座を譲ることになった。
 一方、トリプルバトルでは後半にばくれつパンチを放って混乱を撒くと交代しづらいこともあって非常に強力。
 BW初期は余りにもナットレイが多かったため、ローブシンより高い特攻をいかしただいもんじ奇襲型も使われていた。
 BW2期には素早さの種族値ローブシンよりも高く、素早さへの努力値無振りエアームド抜けるように調整しやすいという差別化点を無理やり見つけ、その差別化を実際に試したプレイヤーもいた。
 意外にもひかりのかべがこの世代からカイリキーのマシン技化している。


第六世代


 ひこうタイプが弱点のポケモンに共通してファイアローの登場によってシングルバトルでの地位は第五世代よりも低下。
 一応ファストガードという対抗手段も手に入れたが、ダブルバトルでこの技を放つ余裕があるかどうかは疑問であった。
 一方、ORAS発売までのXYリーグローテーションバトルでは度々使用率ベスト30以内に入っていた。アンコールとバレットパンチの同時遺伝が可能になったが、ファイアローという脅威の下では強化としては微々たるものであった。
 PGL統計によると、ばくれつパンチストーンエッジ、はたきおとす、バレットパンチorれいとうパンチという技構成が定番で、持ち物はとつげきチョッキ主流であることがうかがえる。

大会実績

 出場ポケモンが制限される2016年3月に開催されたカントー図鑑限定戦の「カントークラシック」ジュニアカテゴリで14位、マスターカテゴリで8位の使用率を記録している。
 WCS2014(カロスダブル)マスターカテゴリではこだわりスカーフ型のフルアタックカイリキーを入れたプレイヤーがベスト4の実績を残している。WCS2015(全国ダブル)シニアカテゴリではカイリキー入りのパーティが優勝を果たしていた。


第七世代


 はやてのつばさの仕様変更による弱体化でファイアローは姿を消したが、強力なフェアリータイプ、特にカプの登場により相変わらず苦境にあるといえる。
 かくとうタイプの鈍足アタッカーとしてライバルになるマッシブーンが登場し、さらに一定の活躍の場だったローテーションバトルが廃止されたことも痛い。
 こんらんの仕様変更によってばくれつパンチの有用性も低下するなど、環境面・仕様面での逆風が強い。
 VC版からポケモンバンクを経由することでじわれを覚えさせたカイリキーを連れて来る事ができるが、VC版から輸送したポケモンは自動的に隠れ特性を持つので、じわれとノーガードの両立は不可能。
 SMリーグシングルバトルシーズン3にはねごとが搭載率10位を記録。ポケモン実況者の1人がねむる+ねごと+ノーマルZ+こんじょうの組み合わせに注目したのがZねごと型成立の背景にあり、ストーンエッジクロスチョップをねごとで引くと確定急所になるので美味しい。
 因みにこんじょう発動下での確定急所のクロスチョップはHPに努力値を全振りして防御に4振ったひかえめテッカグヤを確定1発に仕留める。
 USUMリーグシーズン9からシーズン12にかけて、シングルバトルではヘビーボンバーの搭載率がベスト10を記録している。
 この流行は、ポケモン動画実況者がカプへの有効打として取り入れたのがきっかけである。
 2019年1月下旬に開催された単タイプ限定戦のインターネット大会『シンプルシンフォニー』では大会バナーに描かれたポケモンとなったが、使用率ベスト30には入らなかった。
 そもそもかくとう単タイプで入賞したのが3位のローブシンのみであり、かくとう単自体がローブシンを除けば単タイプの中でも恵まれないことが証明された。
 ピカブイではビルドアップが使えること自体が貴重なので、独自の立場を築き上げている。


ポケモンGO』のカイリキー

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入手難易度


 サービス開始当初から実装されている。 
 初期形態であるワンリキーの出現率が低く、その上初期から最終形態に引き上げるとなると合計125個ものアメが必要になるため、入手難易度は非常に高い。 
 だが、一応救済措置として初期形態のワンリキーには巣が設定されているので、アメが必要であればそこに入り浸るのが良いだろう。 
 また、現在は天候:曇りの時にワンリキーの出現率が上がったり、カントーイベントやバトルウィーク等のイベント時にワンリキーがわんさか出てきたこともあって、育成・入手の難易度は格段に落ちた。 


性能


 かくとうタイプ中では最大のCP値を擁し、総合性能でヘラクロスと鎬を削り合う関係になっている。ただし、現状ヘラクロスは南米でしか入手できないため、日本でプレイすることを考えると、かくとうタイプ最強の座は事実上カイリキー一択となる。 
 攻撃力が高い反面、HPや防御力が低めなので、当初はあまり注目されていなかった。
 ところが、ジムのシステム変更やレイドバトルの導入に伴い、その優れた戦闘能力や多くのボスに対抗可能な汎用性の高さが評価されるようになり、現在では本作屈指の強ポケモンの一つに数え上げられるまでに躍進した。


強み


 ジム防衛の常連であるバンギラスカビゴンハピナスラプラス・ケッキングに一致弱点のかくとう技をぶち込めるのは非常に強力。 
 特にバンギラスはかくとうわざが二重弱点となることもあって、その殲滅速度は目を見張るものがあり、レイドバトルにおいてもバンギラス攻略の筆頭格に挙げられているほど。
 全員がカイリキーを繰り出し、カウンターとばくれつパンチのコンボを繰り出し続ければ、個体のレベルと人数によっては2分と経たずにバンギラスを叩き伏せることも十分可能である。 
 ボスゴドラにも弱点2つをつくことができるが、こちらを相手にする際はグラードンというより強力なライバルがいることもあり、採用率はやや低め。また、レジ系やヒードランディアルガにもかくとう技が効くために比較的相性は良く、レイドではお呼びがかかりやすい。 


欠点


 相手がエスパーやフェアリーの技を使ってくると逆に返り討ちに遭うので、相手の技は慎重に見極めなければいけない。また、当然ながらゴーストタイプが相手だとわざのほとんどを軽減されてしまうので相性は悪い。
 間違ってもレイドボスのナッシー・フーディン・ゲンガー相手に繰り出すようなことをしてはならない。 
 また、ジム戦においてもハピナスに対しては自分の撃ち出す技で抜群を取ることができるが、同時にハピナスもフェアリーのゲージ技「マジカルシャイン」で抜群を狙ってくるので注意が必要。 
 さらにハピナスサイコキネシスを覚えていることもある他、ハピナスカビゴンは通常技がしねんのずつきであることが多く、カイリキーはそれほど打たれ強くもないため適当に戦うと簡単に返り討ちに遭う。 
 ケッキングのじゃれつくにも注意が必要で、相手の攻撃種族値の高さもあり、直撃を受けると一発で瀕死の重傷を負うことになる。 
 また、覚える技には何故かはがね技やいわ技が紛れてくることがあり、進化の際にこれが入り込むと性能がガタ落ちしてしまう。入手難易度が高いだけに非常に厄介である。


レイドボス


 ただでさえ高めだった攻撃力が、レイドボスになったことでさらに上方補正が入り、シャレにならないダメージの攻撃がガンガン飛んでくることになる。 
 比較的相性の良いエスパータイプポケモンは、フーディンやエーフィを筆頭にHPの低い者が多いため注意が必要(特に曇りで天候ブーストがかかっている場合、フーディン程度の紙耐久だと即死もありうる)。 
 言うまでもないが、サイコキネシスを習得したミュウツーは極めて有効である。また、カイリキーがかくとう技しか覚えていなかった場合、ルギアかサーナイトでほぼ完封できる。 
 なお、ボスレベルは★★★。 
 攻撃力こそ高いものの耐久力が低めなので★★★のなかでは比較的ソロで倒しやすい部類である。腕に自信がある方は挑戦してみるのも一興だろう。
 天候ブーストで強化されたカイリキーを敢えてソロで倒そうとするチャレンジ魂あふれる猛者もいる。 


ポッ拳POKKENTOURNAMENT』でのカイリキー

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概要


タイプ:パワー 
バーストアタック:爆裂ラッシュ 

 稼働前のPVではルカリオと戦う様子が流れていた。WiiU版ではクロマリーグのリーグチャンピオン、グレンの手持ちポケモン


性能


 足が遅く飛び道具に乏しいが、接近戦では大ダメージが狙えるパワータイプ。体力もガブリアスと並び一番多い。 
 ビルドアップ→強化ポケモンわざ各種や、ダメージが大きいインファイト、同じくダメージが大きい掴み技のじごくぐるまなどが非常に強力。クロスチョップの飛び込みなども併せれば一気に相手の体力を奪うことも可能。 
 また、現在参戦のバトルポケモンの中で唯一空中からの掴み攻撃が可能なため、空中からの奇襲も強い。共鳴バースト中は常に強化状態となりパワーアップ。 
 同キャラ(ミラー)戦では、2Pカラーはレスリング風の緑の衣装を纏った姿に変化する。 


大会実績


 ポケモンワールドチャンピオンシップ2016マスターディビジョンでは“あざぜる”が使うカイリキーが準優勝。
 ポッ拳カナダカップ(2016年10月30日)では同じくあざぜるが使うカイリキーがプロゲーマーとしての初勝利を飾った。


余談


 過去にポケモンセンターで販売されていたグッズ「ポケモンバトルヒーローズ」にカイリキーがプッシュされていたが、性別は♀である。 


CMで吉田沙保里と共演 


 ポケモンSMが発売された約2カ月後の2017年1月24日、しれんサポーターに扮した女子レスリング選手の吉田沙保里と共演するCMが公式サイトに公開された。
 オリンピック3連覇をはじめ数々の武勇伝を持つ吉田選手の圧倒的オーラから「カイリキーより強そう」「完全にチャンピオンの風格」など勝てる気がしないという反応が飛び交った。 
 このCMが大きな反響を呼んだのか2017年2月に「サオリのカイリキー」が配信された(28日まで)。覚えている技は「すてみタックル」「ビルドアップ」「かいりき」「ファストガード」。既に攻撃項目のパラメーター数値は最大になっている。 


アニメにおけるカイリキー

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• 無印編第63話では、サカキのポケモンとして登場。ムサシ、コジロウが使用した。
劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲では、レイモンドのポケモンとして登場。
• AG編第127話では、ガロンのポケモンとして登場。
• AG編第140話では、アヅミのポケモンとして登場。
• XY34話の野生のカイリキー


主な使用トレーナー


シバ
• グリーン(HGSS、BW2、SM)
• シジマ(BW2)
• トウキ(E、BW2)
• スモモ(t、BW2)
• レッド(LPLE)

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 以上です。これで解説を終えます。