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【よくわかるポケモン解説】テッカグヤ編

 今回のポケモン解説はテッカグヤです。

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目次

 


基本データ


全国図鑑  No.797
分類    うちあげポケモン
英語名   Celesteela
タイプ   はがね ひこう
種族値   H97 A101 B103 C107 D101 S61
高さ    9.2m
重さ    999.9kg
特性    ビーストブースト
性別比   性別不明
卵グループ タマゴ未発見


図鑑説明


ポケットモンスターサン
ウルトラホールから あらわれた。 こうそくで そらを とぶ すがたが もくげき された ウルトラビースト

ポケットモンスタームーン
UBの いっしゅ。 2ほんの うでから ガスを ふきだし もりを やきはらう すがたが かくにん されている。

ポケットモンスターウルトラサン
きけんな UBの いっしゅ。 きょだいな りょううでから たかい エネルギーはんのうを けんしゅつ。

ポケットモンスターウルトラムーン
このせかいでは いしつで きけんだが ほんらい すんでいる せかいでは ふつうに みかける せいぶつらしい。


耐性


4倍
なし

2倍
ほのお,でんき

等倍
あく,ゴースト,いわ,こおり,かくとう,みず 

1/2
ノーマル,ひこう,エスパー,ドラゴン,はがね/フェアリー

1/4
くさ,むし

無効
どく,じめん


容姿


 三味線や琵琶を思わせる頭部に筍の表面に近い模様の十二単をまとっている竹籠のような胴体と門松の如く連なる両腕。
 体の下部と両腕の末端には竹の根に似たロケットエンジンの噴射口も付いている。また、攻撃時に鹿威しのように腕を使う動作もある。
 名前の由来は、「鉄火」+「かぐや姫」だと考えられる。「かぐや姫」「門松」「竹」「ロケット」とモチーフになった物がかなり雑多にも関わらず、全体として調和のとれたデザインに仕上がっているのは非常に秀逸。 
 英語表記の「celesteela」の由来は、celestial(天空の)とsteel(鋼)、stella(ラテン語で星)を組み合わせていると思われる。 
 ちなみに現実には「かぐや」という名の月周回衛星があり、英名「SELENE」はギリシャ神話の月の女神セレーネーからとられている。これもモチーフになっていると思われる。 


概要


 初登場は『ポケモンSM』。アローラ地方を脅かす謎の存在ウルトラビーストの一種。UB04 BLASTER(ブラスター)というコードネームで呼ばれている。 
 竹のような外見の通り生態は植物に近いようで、土壌に体を埋めて養分を摂取する。期間次第では普通の土地が痩せ果ててしまう程のエネルギーを吸収するようで、噴射用のガスもその過程で体内に作られていく物らしい。  


ロケット型の腕


 本体と独立した、竹の形をしたロケットのような2本の腕を持つ。体内に保有している大量の可燃性ガスをこの腕から勢いよく放出する。この時噴射されるガスは森を焼き払うほどの高熱である。 
 戦闘時にも使用するほか、飛行の際にも有効であり、高速での大気圏内飛行はおろか、宇宙までぶっ飛んでしまう程のパワーを持つとされている。 


体格


 注目するべき点はそのデカさと重さ。身長は9.2mとウルトラビースト最大で、他のUBとは頭二つか三つぐらい身長が突き抜けており、2番目にデカいアクジキングですら小振りに見える。
 人型関連では、ときはなたれしフーパレジギガスやジガルデを抜き、歴代2位の高さについた。 
 体重もなんと、脅威の999.9kg。今まで最重量だったゲンシグラードンを抜き、このポケモンが歴代最重量の重さを持つこととなった。 
 通常ポケモンの中で最大の重さを持つバンバドロと比べても、その重さは計り知れない。 


ゲームのテッカグヤ

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『SM』


 エンディング後のイベントにて遭遇・捕獲することになる、4番目のウルトラビースト。ただしテッカグヤはムーンバージョンのみ登場し、サンでは代わりにカミツルギが出現する。 


ウルトラバレー

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 ウルトラワープライドを利用して向かう事ができるテッカグヤの世界。ウルトラムーンでのみ行く事が可能。 


外観


 たくさんの温泉が存在する大峡谷のような世界。あちこちに月面のクレーターを思わせる間欠泉が存在する。
 テッカグヤが必要としている大量のエネルギーが、大地へ豊潤に満ち溢れている環境なのだろう。 


登場


 主人公が初めて訪れた際、遠くの背景に見えていたテッカグヤが発進して空へ飛び立っていく姿が確認できる。
 更に進んだ先には地面に埋まっているテッカグヤの姿があり、話しかけると地面から出て来て戦闘になる。ここで戦うテッカグヤのレベルは60。 


GTSの通貨

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 人気の高いテッカグヤではあるが、シナリオを進行させていれば確実に仲間になる為に対戦やテッカグヤ自身に興味の無いプレイヤーに捕獲される事も多い。そういったプレイヤーがテッカグヤGTS等に出してしまう事も多くなる。 
 そのためテッカグヤを求めるプレイヤーと手放すプレイヤーは共に多く、中には後者から巻き上げた大量のテッカグヤを使って珍しいポケモンを要求したりするプレイヤーもいる。 
 珍しいガンテツボールに入ったポケモン等を種にテッカグヤを要求する者や、そういった要求に応える為にテッカグヤを集める者も多く存在する。
 そしてテッカグヤさえ払えば色々なものに取り替えられる事から「GTSの通貨」と呼ばれる事もある。トレーダーなら蒐集しておいて損は無い存在である。 


対戦のテッカグヤ

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能力


 素早さが少し低い以外は平坦な種族値配分で、偏りが激しい他のUBと比べるとバランスがよい配分と言える。 


タイプ


 竹の意匠からくさタイプに見えるのだが、実際のタイプははがねとひこう。意外にも、エアームド以来約16年ぶりのはがね・ひこう複合ポケモンだったりする。 


特性


 「ビーストブースト」は敵を倒したときに一番高い能力が一段階上昇する。テッカグヤ種族値のバランスが良いため、調整次第で任意の能力にブーストをかけることが可能。 


評価


 突出した性能が好まれがちなポケモンバトルにおいては「種族値のバランスがよい」ことは利点となりづらい。
 しかしテッカグヤは優秀なタイプ、後述する有用かつ豊富な技の数々や、相方となれるポケモンの多さなどから全ポケモンでも屈指の器用万能なモンスターとなっている。


オススメ技


物理技


ヘビーボンバー
タイプ はがね
威力  40~120(60~180)
命中  100-
備考  ちいさくなる相手に必中・威力2倍

クロバット
タイプ ひこう
威力  55(82)→110(165)
命中  100
備考  道具消費で威力倍増

そらをとぶ
タイプ ひこう
威力  90(135)
命中  95
備考  溜め攻撃

じしん
タイプ じめん
威力  100
命中  100

ストーンエッジ
タイプ いわ
威力  100
命中  80
備考  急所ランク+1

いわなだれ
タイプ いわ
威力  75
命中  90
備考  相手怯み30%

タネばくだん
タイプ くさ
威力  80
命中  100

ニトロチャージ
タイプ ほのお
威力  50
命中  100
備考  自分素早↑100%

だいばくはつ
タイプ ノーマル
威力  250
命中  100
備考  使用後自分瀕死


特殊技


エアスラッシュ
タイプ ひこう
威力  75(112)
命中  95
備考  相手怯み30%

ラスターカノン
タイプ はがね
威力  80(120)
命中  100
備考  相手特防↓10%

かえんほうしゃ
タイプ ほのお
威力  90
命中  100
備考  相手火傷10%

だいもんじ
タイプ ほのお
威力  110
命中  85
備考  相手火傷10%

めざめるパワー
候補タイプ こおり
威力    60
命中    100

エナジーボール
タイプ くさ
威力  90
命中  100
備考  相手特防↓10%

ギガドレイン
タイプ くさ
威力  75
命中  100
備考  HP吸収

くさむすび
タイプ くさ
威力  20~120
命中  100


変化技


やどりぎのタネ
タイプ くさ
効果  徐々に相手の体力を奪う
命中  90

みがわり
タイプ ノーマル
効果  HP1/4消費してみがわりを生み出す

まもる
タイプ ノーマル
効果  相手の技を防ぐ

ボディパージ
タイプ はがね
効果  自分素早さ↑↑
備考  体重が半分になる

どくどく
タイプ どく
効果  相手を猛毒状態にする
命中  90

ワイドガード
タイプ いわ
効果  全体攻撃を防ぐ
描写  ダブル用


Zワザ


ちょうぜつらせんれんげき
元の技 ヘビーボンバー
威力  160(240)
元の技 ラスターカノン
威力  160(240)

ファイナルダイブクラッシュ
元の技 そらをとぶ
威力  175(262)
元の技 エアスラッシュ
威力  140(210)

ライジングランドオーバー
元の技 じしん
威力  180

ワールズエンドフォール
元の技 ストーンエッジ
威力  180

ダイナミックフルフレイム
元の技 だいもんじ
威力  185

ブルームシャインエクストラ
元の技 エナジーボール
威力  175
元の技 くさむすびorタネばくだん
威力  160


テンプレート型


S振りベース


まもる採用やどみが型 

性格:ようきorおくびょう
努力値:素早さ252 HP252
持ち物:たべのこし/イアのみ/ラムのみ
確定技:攻撃技/やどりぎのタネ/みがわり/まもる
攻撃技:ヘビーボンバー/エアスラッシュ/かえんほうしゃ

S上昇技採用やどみが型 

性格:おくびょう/ようき/いじっぱり
努力値:素早さ252 HPor攻撃or特攻252
持ち物:たべのこし
確定技:攻撃技/ボディパージorニトロチャージ/やどりぎのタネ/みがわり
攻撃技:ヘビーボンバー/エアスラッシュ/かえんほうしゃ


積みアタッカー


積み物理アタッカー型 

性格:いじっぱり/ようき
努力値:攻撃252 素早さ252
持ち物:いのちのたま/たつじんのおび/各種Zクリスタル/とつげきチョッキ/ラムのみ
確定技:ボディパージorニトロチャージ/ヘビーボンバー/じしん
選択技:アクロバットorそらをとぶ/ストーンエッジorいわなだれ/タネばくだん/かえんほうしゃorだいもんじ

積み特殊アタッカー型 

性格:ひかえめ/おくびょう
努力値:特攻252 素早さ252
持ち物:いのちのたま/たつじんのおび/各種Zクリスタル/ラムのみ
確定技:ラスターカノン/だいもんじorかえんほうしゃ/ボディパージorニトロチャージ
選択技:エアスラッシュ/ギガドレインorエナジーボールorくさむすび/めざめるパワー(氷/地)


サイクル導入


物理撃ち逃げ型 

性格:いじっぱり/ゆうかん
努力値:HP252 攻撃252
持ち物:こだわりハチマキ/各種Zクリスタル/いのちのたま/たつじんのおび
確定技:ヘビーボンバー/じしん
選択技:そらをとぶ/ストーンエッジ/タネばくだん/だいばくはつ/だいもんじorかえんほうしゃ

特殊撃ち逃げ型 

性格:ひかえめ/れいせい
努力値:HP252 特攻252
持ち物:こだわりメガネ/各種Zクリスタル/いのちのたま/たつじんのおび
確定技:ラスターカノンorヘビーボンバー/だいもんじorかえんほうしゃ
選択技:エアスラッシュ/ギガドレインorエナジーボールorくさむすび/めざめるパワー(氷)/じしん

物理受けサイクル型 

性格:わんぱく/ずぶとい/のんき
努力値:HP252 防御252
持ち物:ゴツゴツメット/たべのこし/カゴのみ/イアのみ/オボンのみ
確定技:やどりぎのタネ
優先技:みがわり
物理技:ヘビーボンバー/じしん
特殊技:エアスラッシュ/めざめるパワー(氷)/だいもんじorかえんほうしゃ
変化技:みがわり/まもる/ねむる/てっぺき/どくどく

特殊受けサイクル型 

性格:おだやか/しんちょう/なまいき
努力値:HP252 特防252
持ち物:たべのこし/カゴのみ/イアのみ/オボンのみ
確定技:やどりぎのタネ/ヘビーボンバーorラスターカノン
優先技:みがわり
攻撃技:じしん/エアスラッシュ/めざめるパワー(氷)/だいもんじorかえんほうしゃ
変化技:まもる/ねむる/どくどく


テッカグヤ 


注意すべき点


 優秀な耐性とバランスのよい種族値、豊富な技により型が読みにくい。ほぼ最高威力が狙えるヘビーボンバー、鋼には珍しいやどりぎのタネや炎技。
 ビーストブーストで火力や素早さを上げられると全抜きの恐れもある。


対策方法


 やどみが設置やブースト発動前に炎・電気タイプの高火力一致技で早期決着を狙いたい。耐性は優秀だが受けポケモンとしては耐久種族値自体は並程度なので、後出しを読めれば等倍でも押し切れる。
 パーティ構築段階でテッカグヤに完封されるポケモンを何体も入れないよう注意を払うとよいだろう。
 鋼技とやどまもが主力のため、みがわりorちょうはつ持ちのギャラドスが対面では大きく有利。草技の搭載率も低く起点回避技はだいばくはつのみのため、安定してりゅうのまいの起点にできる。
 逃さず処理したいなら輝石レアコイルも良い。ただしA4振りじしん耐えくらいの耐久ラインは確保したい。また強さの源のひとつであるやどりぎのたねを抑制したいなら鋼半減でエアスラッシュに強いドククラゲや一致技で弱点をつけるカットロトムもよい。


テッカグヤの歴史


第七世代


『SM』期

 種族値的には生まれながらにしてエアームドの強化版じみた存在。そのことからポケモンバンク解禁前のGTSではテッカグヤの争奪戦となっていた。

シングルバトル

 使用率は10位台後半から20位台前半を推移していた。
 素早さに努力値を4振ったわんぱくテッカグヤ抜き抜きの実数値84はメジャーな素早さ調整としてこの世代に浸透。
 素早さの種族値が60以下のポケモンテッカグヤへの有効打が無いと、テッカグヤに上からのやどりぎのたね+まもる+みがわりでハメられる恐れがある。
 PGLレーティングバトル統計データを見ると、ヘビーボンバー、かえんほうしゃやどりぎのタネ、まもるが主流技構成であることが分かり、持ち物はたべのこしがメインであった。USUMリーグでも同様の傾向。
 性格に関してはビーストブーストの存在のおかげで「無補正か耐久下降補正でない限り何でも使える」というレベルでの自由度の高さ。1位の性格もシーズンによってころころ変わり、どの性格も割合1位になっても20%程度である。

『USUM』期

 こちらでも使用率は10位台後半から20位台前半を推移。型も特に変わっていない。
 れいじゅうランドロスのいかくによる起点作り、テッカグヤによる受け、メガバシャーモの火力による潰しというコンセプトの「バシャランドカグヤ」が主流化。
 この世代でやどりぎのタネ耐久型として環境にあるのはテッカグヤナットレイぐらいなものである。また、第四世代以降崩れつつある役割理論に最も忠実な型であり尚且つ環境に通用するのは「バシャランドカグヤ」であり、そういう意味でもテッカグヤは異質である。

大会実績

 WCS2017(アローラダブル)マスターカテゴリではベスト8進出者中3人が使用、優勝メンバーにも輝いている。
 WCS2018(全国ダブル)ではガオガエンとカプ・コケコがあまりにも増えすぎたためそれらに一致で弱点を突かれるテッカグヤの使用率は伸び悩み、ジュニア、シニア、マスターと、各カテゴリでベスト8には残らなかった。単純に、カミツルギの採用が積極化してはがね枠が無くなったという見方もある。


アニメのテッカグヤ

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 69話で登場。メレメレ島の観光スポット『バンブーヒル』の地中に埋まっているところを、偶然マーマネが発見し、サトシ達やアゴジムシの大群と協力してこれを発掘。 
 翌日にUBであると判明し、お伽噺の『星舟カグヤ』にちなみ、ビッケによってテッカグヤ命名された。 


正体


 そのお伽噺の中ではタケノコの様な可愛らしい姿や、成長途中と思われる姿が描かれており、ベベノムコスモッグのような進化前が存在する可能性を匂わせている。 
 このテッカグヤは昔自然発生したウルトラホールから出現し、地中深くに埋没したまま200年も休眠状態に入っていた事が調査で分かった。 


結末


 長い年月で体内に貯め続けたガスによる噴射で甚大な火災をもたらしてしまうことも推測される。ロケット団が盗み聞きで存在を知って奪取せんとするも失敗。 
 結局ウルトラガーディアンズによって被害は抑えられ、テッカグヤは月へと向かい飛び立っていった。 
 なお、カプ・コケコは竹藪からこの一部始終を見続けていた。

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 以上です。これで紹介を終えます。