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【よくわかるポケモン解説】ボルトロス(けしんフォルム)編

 今回のポケモン解説はボルトロス(けしんフォルム)です。

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目次

 


基本データ


全国図鑑  No.642
分類    らいげきポケモン
英語名   Thundurus
タイプ   でんき ひこう
種族値   H79 A115 B70 C125 D80 S111
高さ    1.5m
重さ    61.0kg
特性    いたずらごころ / まけんき(隠れ特性)
性別比   ♂100.0%
卵グループ みはっけん


図鑑説明


ポケットモンスターブラック
ボルトロスが とおりすぎた とちには カミナリの おちた むすうの あとが やけこげとなって のこっている。

ポケットモンスターホワイト
しっぽの トゲから でんげきを うちだす。 イッシュちほうの そらをとびまわり かみなりを おとす。

ポケットモンスターブラック2・ホワイト2
おおぞらを とびまわりながら あちこちに カミナリを おとして やまかじを おこすので きらわれる。


耐性


4倍
なし

2倍
いわ,こおり

等倍
でんき,みず,ほのお,エスパー,あく,ゴースト,フェアリー,ドラゴン,どく,ノーマル,

1/2
くさ,むし,かくとう,はがね,ひこう

1/4
なし

無効
じめん


容姿


 雷神をモデルにしたポケモン。なので、人間の壮年男性に似た姿をしている。体色は青色をしており、白いたてがみと髭を生やしている。頭部には青い角が1本生えている。
 白い雲の上に腕組みした上半身のみが出ている。雲の後方の部分から長い尻尾が出ており、それには7個ほどの黒い鉄球のような物が所々に付いている。この鉄球のトゲの先から雷を落とす。
 それ以外は、トルネロスランドロスとほぼ同じ姿形をしている。


概要


 『ポケットモンスター ブラック・ホワイト』(第5世代)に初登場したポケモン。伝説のポケモンの1種。
 『ホワイト』のみ登場する。おなじく『ブラック』のみに登場するトルネロスと対となるポケモン
 イッシュ地方に伝説として伝えられているポケモントルネロスと共に嵐を起こして暴れ回り、それをランドロスに懲らしめられた、という不名誉な伝説であるが。
 BW2によると今に伝えられているその時の姿形は、3匹とも全員霊獣フォルムであったらしい。通り過ぎる場所に尻尾から雷を落とし、焼け焦げや山火事を残していくので嫌われている。
 最早恒例となった今作における徘徊型ポケモンである。けしんフォルムの姿は、他のトリオであるトルネロスランドロスとほぼ同じ姿形をしている為、三体合わせてコピペロスと揶揄されている。


ゲームのボルトロス

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 ポケモンARサーチャーで捕まえたボルトロスブラック2・ホワイト2へ送るか、けしんフォルムの状態で「うつしかがみ」というアイテムを使用してフォルムチェンジさせると入手できる。
 また、ポケモンARサーチャーで捕まえたボルトロスにうつしかがみを使うと、特性が「まけんき」のけしんフォルムに変化する。


第五世代


 徘徊系だったためとにかく厳選が難しい。当時は最速でかつ「めざめるパワー」の氷か飛行が必須という条件の関係上、乱数調整以外では不可能と言っても間違いではない。
 それでもいたずらごころ+でんじはが強力なので、適当に捕まえてしまった物でもそちらの方向をメインとして使えば悪くない所では無い活躍が出来てしまうのは流石準伝といった所か。


第六世代


 アルファサファイアでは固定シンボルで出現するため、厳選のハードルがかなり低くなった。条件はポワルンが手持ちにいること。ポワルンはストーリー中でもらえるためおおぞらをとぶができるようなればすぐに捕獲することができる。


対戦の化身ボルトロス

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能力


 ステータス的には、特に攻撃、特攻、素早さの高さが目立つが、同タイプの伝説ポケモンのサンダーと比べて素早さが高い反面耐久面で劣る形となっている。
 しかしその素早さは111はドラゴンで一番早いラティオスをピッタリ抜ける絶妙な数値になっているため、めざめるパワー氷を活かしやすい。ちなみにトルネロスと全く同じ種族値である。


特性


 「いたずらごころ」は変化技を確実に先制で出せる。しかしあくタイプには無効化される。
 隠れ特性は「まけんき」。能力が下降するたびに攻撃が2段階上がる。


オススメ技


特殊技


10まんボルト
タイプ でんき
威力  90(135)
命中  100
備考  相手麻痺10%

かみなり
タイプ でんき
威力  110(165)
命中  70
備考  相手麻痺30%

ボルトチェンジ
タイプ でんき
威力  70(105)
命中  100
備考  攻撃後撤退

めざめるパワー
候補タイプ こおり,ひこう
威力    60
命中    100

きあいだま
タイプ かくとう
威力  120(180)
命中  70
備考  相手特防↓10%

くさむすび
タイプ くさ
威力  20~120
命中  100

ヘドロウェーブ
タイプ どく
威力  95
命中  100
備考  相手毒10%

サイコキネシス
タイプ エスパー
威力  90
命中  100
備考  相手特防↓10%

あくのはどう
タイプ あく
威力  80
命中  100
備考  相手怯み20% 

やきつくす
タイプ ほのお
威力  60
命中  100
備考  相手きのみ排除


物理技


とんぼがえり
タイプ むし
威力  70
命中  100
備考  攻撃後撤退

はたきおとす
タイプ あく
威力  65/97
命中  100
備考  道具排除

ばかぢから
タイプ かくとう
威力  120
命中  100
備考  自分攻撃・防御↓


変化技


でんじは
タイプ でんき
効果  相手をマヒにする
命中  90

ちょうはつ
タイプ あく
効果  相手の変化技を封じる
命中  100

みがわり
タイプ ノーマル
効果  HP1/4消費して身代わりを生み出す

わるだくみ
タイプ あく
効果  自分特攻↑↑

こうそくいどう
タイプ エスパー
効果  自分素早さ↑↑

あまごい
タイプ みず
効果  5ターン雨を降らす


Zワザ


スパーキングギガボルト
元の技 10まんボルト
威力  175(262) 
元の技 ワイルドボルト
威力  175(262)

ファイナルダイブクラッシュ
元の技 そらをとぶ
威力  175(262)

ぜんりょくむそうげきれつけん
元の技 きあいだま
威力  190

アシッドポイズンデリート
元の技 ヘドロウェーブ
威力  175

マキシマムサイブレイカー
元の技 サイコキネシス
威力  175

Zかいふくふうじ
元の技 かいふくふうじ
効果  Zワザ化で特攻ランク+2

ブルームシャインエクストラ
元の技 くさむすび
威力  160

ブラックホールイクリプス
元の技 あくのはどう
威力  160


テンプレート型


物理流し型 


オボンのみ 

特性:いたずらごころ
性格:ずぶとい
努力値:HB252
持ち物:オボンのみ
確定技:10まんボルトorボルトチェンジ/でんじは
選択技:めざめるパワー(氷)/とんぼがえり/ちょうはつ/わるだくみ

ゴツゴツメット 

特性:いたずらごころ
性格:ずぶとい
努力値:HB252をベースにS調整
持ち物:ゴツゴツメット
確定技:10まんボルトorほうでんorボルトチェンジ/でんじは
優先技:めざめるパワー(氷)/ちょうはつ
選択技:きあいだま/くさむすび/わるだくみ


特殊アタッカー型 


いのちのたま 

特性:いたずらごころ
性格:おくびょう
努力値:CS252 H4
持ち物:いのちのたま
確定技:10まんボルト
選択技:めざめるパワー(氷or飛)/くさむすび/きあいだま/ボルトチェンジ/とんぼがえり/ばかぢから/でんじは/ちょうはつ/みがわり

たつじんのおび 

特性:いたずらごころ
性格:おくびょう
努力値:S252 耐久調整 余りC
持ち物:たつじんのおび
確定技:10まんボルト
選択技:めざめるパワー(氷)/きあいだまorばかぢから/くさむすび/でんじは/ちょうはつ

きあいのタスキ 

特性:いたずらごころ
性格:おくびょう
努力値:CS252 H4
持ち物:きあいのタスキ
攻撃技:10まんボルトorボルトチェンジ/めざめるパワー(氷)/きあいだまorばかぢから/くさむすび
補助技:でんじは/ちょうはつ


わるだくみ積み型 


HDオボン 

特性:いたずらごころ
性格:おだやか
努力値:H252 耐久・素早さ調整 余りC
持ち物:オボンのみ
確定技:10まんボルト/わるだくみ/きあいだま
選択技:めざめるパワー(氷)/でんじは

HSオボン 

特性:いたずらごころ
性格:おくびょう
努力値:HS252
持ち物:オボンのみ
確定技:10まんボルト/めざめるパワー(氷)/わるだくみ
優先技:でんじは
選択技:くさむすび/きあいだま

起点作り型 

特性:いたずらごころ
性格:ずぶとい/おだやか/おくびょう/ひかえめ
努力値:H252 SorBorD252/CS252
持ち物:オボンのみ/きあいのタスキ/ジャポのみ
確定技:でんじは
優先技:ちょうはつ
選択技:10まんボルト/ボルトチェンジ/エレキネット/めざめるパワー(氷)/くさむすび/きあいだま/はたきおとす


いばみが型 


特性:いたずらごころ
性格:おだやか/ずぶとい
努力値:H16n+1調整 耐久調整 余りC
持ち物:たべのこし
確定技:いばる/みがわり/でんじは
優先技:10まんボルト/イカサマ


みがまも型 


特性:いたずらごころ
性格:おだやか/ずぶとい
努力値:HP16n+1調整 耐久・素早さ調整 余りC
持ち物:たべのこし
確定技:10まんボルト/みがわり/まもる
選択技:めざめるパワー(氷)/どくどく


【ダブル】サポート型 


性格:おだやかorしんちょう
努力値:HD252 S4
持ち物:たべのこし/カゴのみ/オボンのみ
確定技:でんじは
攻撃技:10まんボルト/めざめるパワー(氷or飛)/くさむすび/きあいだま/フリーフォール/はたきおとす/やきつくす/とんぼがえりorボルトチェンジ
補助技:まもる/みがわり/ちょうはつ/いばる/ねむる/かいふくふうじ


【ダブル】雨アタッカー型 


性格:ひかえめorおくびょう
努力値:CS252
持ち物:いのちのたま/たつじんのおび/オボンのみ/きあいのタスキ/Zクリスタル
確定技:かみなり/あまごい
攻撃技:めざめるパワー(氷or飛)/くさむすび/きあいだま/フリーフォール/はたきおとす/やきつくす/とんぼがえりorボルトチェンジ
補助技:まもる/みがわり/ちょうはつ/いばる/ねむる/かいふくふうじ


対化身ボルトロス


注意すべき点


 いたずらごころによる先制でんじは・ちょうはつでの妨害。補助技主体のサポート型のほか、みがわりを絡めた耐久型や、
霊獣フォルムより高い素早さを活かしたアタッカー型も存在。


対策方法


 電気タイプはでんじは無効、悪タイプはいたずらごころ無効。


対策ポケモン


マンムー

 電気無効、先制技・連続技持ちでみがわりにも強い。ただしアタッカー型も多いので格闘技やくさむすびに注意。

マニューラ

 ボルトロスよりも速く、いたずらごころ無効、先制技持ち。ねこだましでタスキも許さない。つららおとしはH振りでも確1(B4振りだと高乱数1)だがみがわりでかわされることもある。


化身ボルトロスの歴史


第五世代


 いたずらごころからのでんじは、いばる、ちょうはつ、でんきジュエルで強化できる10まんボルトが強力で、僅少な弱点はヤチェのみ、ヨロギのみで十分カバー可能であった。
 BW2期にはバンギラスガブリアスボルトロスローブシンの4体を軸にでんじはとすなおこしでアドバンテージを取る「バンギガブボルトローブ」という電磁波砂パ構築が主流化していた。
 特攻に全振りしたおくびょうけしんボルトロスの実数値177に合わせた耐久調整が必須であり、そうしたけしんボルトロスは「177ボルトロス」と呼ばれた。バンギラスなどはこの「177ボルトロス」のきあいだまを確定で耐えられないと、下から動く限りにおいては出落ちを強いられることになった。

大会実績

 WCS2011(イッシュダブル)マスターカテゴリ優勝、WCS2012(全国ダブル)マスターカテゴリ準優勝、WCS2013(全国ダブル)マスターカテゴリ準優勝の実績を残している。
 ジャパンカップ2013ライブ大会では、有志の調査によると使用率2位を記録。大会全体を見るとけしんフォルムとれいじゅうフォルムの両方が使われていたが、でんき無効耐性のあるれいじゅうフォルムの方がやや優勢であった。

結論パ

 世代終期の対面構築として「結論パ」に近い「無天候スタン」という交代に頼らずコンボも使用しない構築が存在しており、ボルトロスキノガッサカイリューマンムーウルガモススイクンハッサムからの6体による構築が有名であった。


第六世代


 でんきタイプにまひの無効化が仕様として追加された。また、準伝説が3V以上確定となったばかりかめざめるパワーの威力が60で固定されるようになり、厳選難易度が格段と下がった。
 目立って強力なのが命中100%でまひに出来る「でんじは」が先制で撃てる点。相手のみがわりやちょうはつを気にしなくていいのは強力だろう。
 シングルでは死に際に撃って相手の無双を防ぐ事も出来、ダブル・トリプルでは耐久特化にしてでんじはを撒きまくるという鬼畜戦法が使われる。
 他にも先制「みがわり」で状態異常技を防いだり、クロバット相手にも打てる「ちょうはつ」、確実な先制の混乱技となる「いばる」は強力。

シングルバトル

 ORASシーズン7では過去の準伝説が入手できるようになったにもかかわらず、ボルトロスは人気をあまり呼ばなかった。まだソフト発売直後とあって環境が混沌としているせいか対面構築が人気であり、結局は仮想敵が定まらないとめざめるパワー(こおり)が刺さらない上にサンダーほど耐久が優れていないボルトロスは同シーズンのベスト30入りを逃した。
 ところが、XYリーグと比べて輪をかけて勢いを増したガブリアスをいのちのたま+めざめるパワーで上から1発で倒せるポテンシャルからシーズン8よりシーズン17までベスト30入り皆勤を果たすようになった。
 特にシーズン11からはベスト5を死守し、最高位はシーズン12からシーズン14の4位。ちょうはつやでんじはで積みポケモンを封殺する、いわゆる「積みストッパー」としてファイアローと双璧を為した。
 PGLレーティングバトル統計データからは、シーズン12から、でんじは、10まんボルト、めざめるパワー(こおり)、わるだくみが主流技構成として確立されたとうかがえる。
 性格はおくびょうが、持ち物はオボンのみが好まれた。上級者筋の中にはHPと防御に厚く努力値を振ったずぶとい型を使う者もおり、実際ずぶとい型は約3割の割合で存在していた。

ダブルバトル

 結論パの確定枠であるいわゆる「CHALK」(クレセリアヒードランモロバレルランドロス、ガルーラの5匹で、それぞれの英語名の頭文字を取ったもの。"チョーク"と読む)に加えてボルトロスが選択で追加されるようになり、この世代でもWCS勢御用達のメジャーポケモンであった。

トリプルバトル

 こちらではサンダーに立場を譲っていた。というのも、1体まひさせても他に5匹残っているため先制ででんじはが妨害として心許なく、しんぴのまもり、ラムのみ、ファストガードが蔓延していたのである。
 となると、より耐久に優れておいかぜも使える上にはねやすめで場持ちし易いサンダーに軍配が上がるのは自明である。

大会実績

 WCS2015(全国ダブル)マスターカテゴリ優勝の実績を残しており、いわゆる「GSルール」で行われたWCS2016ではベスト4の実績を残している。


第七世代


『SM』期

 カプ・テテフの特性サイコメイカーにより先制技を当てることがより困難になり使い辛くなった。
 でんじはの命中率低下、麻痺による素早さ低下が1/4から1/2に、何よりもいたずらごころがあくタイプには無効になるという大幅弱体化を受ける。
 そしてカプ・コケコをはじめとするでんきタイプの流行によって総合的に弱体化した。

『USUM』期

 シングルバトルシーズン8で最終レート2130(8位)を記録したプレイヤーがほうでん、どくどく、みがわり、まもるという技構成のたべのこし型を投入していた。
 それに限らず全体的にたべのこし無限耐久型が相対数を伸ばした。2番手としては変化技をちょうはつ1つに絞ったデンキZアタッカー型が見られた。
 しかし使用率は下がり、とりわけシングルバトルではボルトロスと言えばれいじゅうボルトロスを指すようになっていった。


アニメのボルトロス

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 BW編第59話で初登場。BW編第97話で再登場し、霊獣フォルムになって暴走したが、最終的にメロエッタの活躍で正気に戻った。
 ゲームと同じくトルネロスと一緒に暴れて、ランドロスに退治されたと伝説で語られているが、その舞台はゲームとは違いイッシュ地方にあるミロス島で暴れたとされている。

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 以上です。これで紹介を終えます。