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【よくわかるポケモン解説】グライオン編

 今回のポケモン解説はグライオンです。

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目次

 


基本データ


全国図鑑  No.472
分類    キバさそりポケモン
英語名   Gliscor
タイプ   じめん ひこう
種族値   H75 A95 B125 C45 D75 S95
高さ    2.0m
重さ    42.5kg
特性    かいりきバサミ / すながくれ / ポイズンヒール(隠れ特性)
性別比   ♂50.0% : ♀50.0%
卵グループ むし


進化


グライガー → グライオン(するどいキバを持たせて夜にレベルアップ)


図鑑説明


ポケットモンスターダイヤモンド・パール
しっぽで きのえだに ぶらさがり えものを かんさつする。すきを みて じょうくうから おそいかかる。

ポケットモンスタープラチナ、ブラック・ホワイト
わずかな かぜのながれに うまく のると いちども はばたくことなく このほしを いっしゅう できる。

ポケットモンスターハートゴールド・ソウルシルバー
はおとを たてずに そらを とぶ。 ながい しっぽで えものを つかまえ キバで きゅうしょを ひとつき。


耐性


4倍
こおり

2倍
みず

等倍
ほのお,くさ,はがね,いわ,あく,ノーマル,エスパー,フェアリー,ゴースト,ひこう,ドラゴン

1/2
どく,むし,かくとう,

1/4
なし

無効
でんき,じめん


容姿


 全身が柔らかそうなピンク色から、硬そうな紫色の外骨格に包まれたものへと変化。「キバさそりポケモン」という分類どおり牙も大きくなった。
 また、白目と黒目が共に黄色へと変わっている。尻尾も長く発達している。
 名前の由来はグライダー(英語:glide)とスコーピオン(サソリを英語でscorpion)だと思われる。


概要


 グライガーの進化形。体躯や翼も倍近くに成長しているが、なぜか重さは進化前より20kg以上も軽量化している。
 事実その飛行能力はグライガーより格段に向上しており、わずかな風の流れに乗るだけで、一度も羽ばたかずに地球を一周する事も可能。
 ただし滑空という性質上、風の流れに逆らって移動することは出来ず、地表での行動は苦手。
 獲物を捕らえる際は尻尾を使って木の枝にぶら下がり、隙を見て上空から羽音さえ立てずに襲撃する。そして尻尾で獲物を捉え、大きく鋭い牙で急所を一突きしてとどめを刺す。


ゲームのグライオン

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 イッシュ地方では条件進化系にもかかわらず、11、15番道路の揺れる草むらでごくまれに野性として現れる。BW2では殿堂入り前に出現するようになった。


対戦のグライオン

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能力


 物理耐久が高く、タイプの組み合わせからかくとうタイプにはかなり強い。
 反面、特殊耐久に関しては並程度であることと、こおり4倍なのには注意が必要。
 物理受けとして優秀な防御力を持ちながら攻撃力と素早さもそれなりに高い。


特性


 「かいりきバサミ」は相手に攻撃を下げられなくなる。
 「すながくれ」は天候が「すなあらし」の時に相手の技の命中率を2割減させる。
 隠れ特性は「ポイズンヒール」。毒状態時にダメージを受けず、逆に毎ターンHPを1/8回復できる。強力な無限戦術が展開でき、採用理由そのもの。


オススメ技


物理技


じしん
タイプ じめん
威力  100(150)
命中  100
備考  ダブルでは周囲全体攻撃

じならし
タイプ じめん
威力  60(90)
命中  100
備考  相手素早↓100%

つばめがえし
タイプ ひこう
威力  60(90)
命中  必中

クロバット
タイプ ひこう
威力  55(82)/110(165)
命中  100
備考  道具不所持で威力二倍

ストーンエッジ
タイプ いわ
威力  100
命中  80
備考  急所ランク+1

いわなだれ
タイプ いわ
威力  75
命中  90
備考  相手怯み30%。ダブルでは相手全体攻撃

がんせきふうじ
タイプ いわ
威力  60
命中  95
備考  相手素早↓100%

ほのおのキバ
タイプ ほのお
威力  65
命中  95
備考  相手火傷10%・怯み10%

こおりのキバ
タイプ こおり
威力  65
命中  95
備考  相手凍り10%・怯み10%

とんぼがえり
タイプ むし
威力  70 
命中  100
備考  攻撃後自分交代

なげつける
タイプ あく
効果  道具次第
命中  100
備考  道具消費

すなじごく
タイプ じめん
威力  35(52)
命中  85
備考  拘束ダメ

フェイント
タイプ ノーマル
威力  30
命中  100
備考  優先度+2先制技

はたきおとす
タイプ あく
威力  65/97
命中  100
備考  道具排除

ハサミギロチン
タイプ ノーマル
効果  一撃必殺
命中  30


変化技


ステルスロック
タイプ いわ
効果  交代時にダメージを与える

つるぎのまい
タイプ ノーマル
効果  自分攻撃↑↑

ロックカット
タイプ いわ
効果  自分素早さ↑↑

まもる
タイプ ノーマル
効果  相手の技を防ぐ

みがわり
タイプ ノーマル
効果  HP1/4消費して身代わりを生み出す

どくどく
タイプ どく
効果  相手を猛毒状態にする
命中  90

ちょうはつ
タイプ あく
効果  相手の変化技を封じる
命中  100

バトンタッチ
タイプ ノーマル
効果  能力変化を引き継ぐ

おいかぜ
タイプ ひこう
効果  3ターン味方の素早さ倍増

はねやすめ
タイプ ひこう
効果  HP1/2回復


テンプレート型


ポイズンヒール 

特性:ポイズンヒール
性格:しんちょう/ようき/いじっぱり/わんぱく
努力値:HD252orHS252をベースに調整
持ち物:どくどくだま
優先技:まもる/みがわり/ハサミギロチン
攻撃技:じしん/がんせきふうじ
補助技:どくどく/ちょうはつ/はねやすめ

先発ステルスロック型 

特性:かいりきバサミ
性格:ようき
努力値:AS252
持ち物:きあいのタスキ
確定技:ステルスロック/ちょうはつ
選択技:じしん/がんせきふうじ/つばめがえし/はたきおとす


グライオン 


注意すべき点


 ポイズンヒール+まもる+みがわりの無限戦術が脅威。どくどく等の定数ダメージと併用されると完封されてしまう。毒無効の毒・鋼は一致じしん、耐久型はハサミギロチンで突破される。物理耐久や素早さが高く起点化できる範囲も広い。
 電気・地面無効の耐性も優秀で、無限型の知名度を逆手に取ったアタッカーや、ステルスロック撒きサポート型も存在する。


対策方法


 パーティ全体での釘付けが有効。とにかく相手に起点を作らせないこと。マンムーパルシェンつららばりメガガルーラのおやこあい、
 特性すりぬけ、アシレーヌうたかたのアリア等音系の技ならみがわりを貫通しつつダメージを与えられる。ちょうはつやアンコールでの補助技封じ、スキルスワップ等での特性変更も効果的だが、グライオンもちょうはつを使えるうえ、素早さも高めな点には注意。
 がんじょうエアームドなら毒+地面+ハサミギロチン無効と圧倒的有利。ちょうはつがあるとなおよいが、はたきおとすで持ち物による戦術を妨害されることもある。なんにせよPP勝負は必須か。その他、身代わり採用のメガボーマンダなど、じしん無効の身代わり持ちが対策になる。


グライオンの歴史


第四世代


 当時はポイズンヒールが無かったが、それでもたべのこしとはねやすめを活かした耐久型としては利用可能であった。
 世代末期のバトレボ環境ではキノガッサのキノコのほうしに厚いラムのみ型が対策として好んで使われた。
 グライオン自体かくとうを半減できるうえにつばめがえしでキノガッサの4倍弱点を突けるのが美味しかった。当時威力20であったがはたきおとすも使われた。


第五世代


 アクロバットを習得。つばめがえしを超える念願の高威力ひこう技でアタッカーとして強化された。他にはじならし、スカイアッパーを獲得。特にスカイアッパーはグライオン初のかくとうタイプの技であった。
 隠れ特性ポイズンヒールを獲得したことで、受けループポケモンの代表格に。BW2期にははねやすめとポイズンヒールが両立可能になった。
 といっても、ドラゴン対策のはがねやこおりが導入され、特にからをやぶる+つららばりが強力であり明確な不利であるパルシェンが環境に存在した中、どくどく+みがわり+まもるだけで相手を完封できるほどの驚異ではない。
 そのためみがわり、まもる、じしん、つばめがえしという技構成にしてちょうはつなどで詰まないように汎用性を持たせるのが普通であった。


第六世代


『XY』期

 ひこうのジュエルの廃止により、アクロバット型は非常に使いづらくなった。また、すりぬけの仕様が変更になり、みがわり貫通となった。すなおこしの仕様変更によって、すなあらし状態のダメージによる無限戦術も弱体化。
 それでも、受けループの代表格としての地位は揺るがなかった。切断対策の導入と制限時間が60分から30分に短縮されたことから、この世代から時間切れ判定による価値を狙う戦術「TOD」が実用化。エースで1体を処理してからグライオンで時間切れまで粘るという戦術が定着。
 シングルバトルシーズン1で使用率ベスト30入りを果たしており、それ以降もベスト30入りとまではいかないがランキングの非公開分解析データによるとベスト30に近い位置にあったことがうかがえる。

ORAS』期

 メガシンカの普及もあって、増えたメガシンカ勢の分だけランキング下がっている。主流技構成は、じしん、まもる、みがわり、ハサミギロチン。
 性格は耐久性能を重視したわんぱくがメインで、上からポイズンヒールで無限戦略を遂行するためのようきが2番手。


第七世代


『SM』期

 強力なみず・こおり技を使うポケモンとしてはカプ・レヒレアローラキュウコンフェローチェあたりが登場。とはいえ、その中でもカプ・レヒレだけ気を付ければ、準備段階で倒される危険性は高くない。
 ただ、メガシンカの素早さ仕様変更、こだわりスカーフ型の蔓延、Zワザの登場など、上から大ダメージを与えられる場面が増えたため、耐久型自体に逆風が吹いている。
 特殊寄りの環境においてしんちょう型が性格の最右翼となり、わんぱく型は廃れた。まもるの搭載率が6割台に落ちるシーズンやみがわりの搭載率が4割台に落ちるシーズンが珍しくなく、ポイズンヒール+どくどく+まもる+みがわりに頼り切った受けループ型が目に見えて減ってきたことをうかがわせる。
 代わりに高速回復技であるはねやすめが採用率ベスト10にしばしば入るようになった。

『USUM』期

 シングルバトルでは度々使用率30位以内に入選している。サイクル戦の人気が高まったため、グライオンとのコンビが数多く考案されるようになった。
 ポリゴン2とのコンビでサイクルを回しつつ回復力を発揮する「グライポリ2」、メガゲンガーの攻撃性能とかげふみによるどくどく戦法のサポートなどを活かした「グライゲンガー」が上級者の間では人気となった。
 ただ、レート上位のプレイヤーにとってグライオンは対策必須のポケモンなので、ラッキーにPP合戦のためにねむるを覚えさせるなど露骨な対策を打たれるようにもなった。
 また、カプ・コケコもしばしば攻撃無振りのようきグライオンのじしん程度は確定で耐える調整するようになった。
 かいりきバサミが何度か10%台の割合に達しており、推定9%から11%の採用率と見られる。かいりきバサミ型の場合、技構成はステルスロック、がんせきふうじ、ちょうはつ、じしんが主流となる。
 ランドロスとはちょうはつと特性で差別化可能。わずかながらかいりきバサミ型が増えた理由として、トップメタを誇るランドロスが露骨にこおりの役割破壊で上からたたかれるようになり、それがそのままグライオンにも刺さるというものが考えられる。要は簡単にポイズンヒール型で粘れるとは限らなくなったのである。
 VC版のグライガー隠れ特性のめんえきで固定されるため、グライオンに進化させると自動的にポイズンヒールの個体となる。
 さらに第二世代ではのろいを覚えられるので、もちろんアローラマーク個体以外が解禁のレギュレーション下においてだが、ポイズンヒール耐久型にのろいを加えた鬼に金棒というべきタイプも利用可能になった。

大会実績

 2018年2月に行われたシンオウ図鑑限定戦の『バトル オブ シンオウ』ではジュニアカテゴリ10位、マスターカテゴリで12位の使用率を記録。

 

第八世代

 

 リストラされたため未登場予定。


アニメのグライオン


サトシのグライオン 

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CV:小西克幸


初登場

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 DP64話から登場。夜の強い嵐の為に街に飛ばされて来た、グライオンをボスとしたグライガーの群れの一匹。
 ビル風の影響で住処の森に帰れないでいたが、サトシらの協力で無事森に帰還。その一件でサトシを気に入り、ひとり森から戻りゲットされた。


進化

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 グライガーの頃から強くなりたいという向上心は持っていたものの、その反面、本人のやる気とは裏腹に臆病で泣き虫な面が強く見られた。
 81話でかつての群れのリーダーだったシンジのグライオンを相手にデビュー戦を臨むも、圧倒的な実力差の前に完膚なきまでに敗北。そのせいかバトルに対して逃げ腰になってしまう。
 だが、85話にて偶然出会ったシゲルのアドバイスなどを生かし、恐怖心を少しずつ克服していく。最後にはシゲルから託された「するどいキバ」の力でグライオンに進化した。


特徴


進化前

 よくウインクしながら舌を出すのが癖の愛嬌溢れる。食い意地が張っていて、群れにいたときには食い気を優先し、仲間に置いてけぼりにされることが多々あった。
 出会った当初からサトシを慕っているいう面が強く出ており、何かある毎にサトシに抱きついたり覆い被さったりする。
 野生で生活していた割には、初登場の時点では滑空があまり上手くなかった。

進化後

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 臆病で食い意地の張った面などは見られなくなり、涙を見せることも少なくなる。しかし、舌を出してウインクすることやサトシに抱きついて覆い被さろうとする愛嬌のある性格は相変わらず。
 ストーリーが進む内にムクホークに近いほど自由に飛行する場面が見られ、ムクホークと共にロケット団などの偵察・追跡を行うことも出来るようになる。


ミオジム戦

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 大将のトリデプスを相手に新技「ほのおのキバ」等を駆使してバトル、一進一退の攻防の末、撃破。見事にジム戦デビューでトリを飾り、勝利を掴んだ。


キッサキジム戦

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 三番手で登場。ユキカブリに「ほのおのキバ」でダメージを与えるも、相性の差で敗れる。


一時離脱

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 DP154話で「エアバトルマスター」と呼ばれる空中戦の達人である老人、ミツゾー(声 - 宝亀克寿)のハッサムと対戦。
 初戦はボロ負けを喫し、手も足も出なかった悔しさから、ヒカリの協力もあっての一夜漬けながらの猛特訓を展開。結局、再度敗北してしまうが善戦には至り、ミツゾーから「珍しく、強くなる見込みのあるポケモン」と素質を認められ、彼の元での修行を薦められる。
 悩んだ末にサトシの「お前の好きに選べばいい」という言葉に後押しされ、サトシと別れてミツゾーの元に残り修行をする事を決意。


シンジ戦

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 DP185話にて、シンオウリーグ第4回戦でのシンジ戦に備え呼び戻される。「ギガインパクト」を放った後、すぐに後ろに飛び、迎撃態勢を整える技術を新たに覚え、「ストーンエッジ」も習得した。
 テッカニンのスピードに対応しきれず、撤退を余儀なくされるが、サトシのポケモンを3体なぎ倒したドラピオン相手にはヒットアンドアウェイ戦法で大活躍し、「ほのおのキバ」の追加効果でやけど状態にして倒した。

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 続くエレキブル相手にも怯むことなく向かっていくなど、精神的にも成長したものの、エレキブルが地面に向かって「かみなり」を放った隙に尻尾でつかまれそのまま「かわらわり」で敗れる。
 体格も修行前はサトシよりも若干小柄だったが、修行後はサトシよりも大きくなっている。


その後


 修行が終わったためオーキド邸に預けられていて、BW2のOPや最終回の集合写真でその姿が確認できる。


使用技


シザークロス
• ほのおのキバ
ギガインパクト
ストーンエッジ


シンジのグライオン 

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CV:うえだゆうじ

 DP編63話から登場。元々は上記の個体がいた群れのリーダーで、街に迷い込み、森へ帰ることができないまま食糧を奪い続けていた。
 サトシたちが森へ返そうと奮闘する中、それを無視し強さに目をつけたシンジにゲットされる。
 シンジが「使える」と言うほど能力は高い様子。同79話ではサトシのグライガーを「ハサミギロチン」の一撃で倒しているが、作中でのバトル参戦はそれが最後。
 ラジオ「ロケット団ひみつ帝国」にて、うえだ氏が連れてきたこのグライオンの声を聞いたムコニャは、「強そう」「頭良さそう」と評価している。


使用した技


シザークロス
• すなあらし
• いやなおと
• ハサミギロチン
• はたきおとす

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 以上です。これで紹介を終えます。